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学校文法における題目語と対象語の扱いについて
- 学校文法(中学校の口語文法)では、「文の成分」を主語、述語、修飾語、接続語、独立語の五つに分類しています。
- 「題目語」や「対象語」という用語は学校文法では扱われていないため、代わりに「連用修飾語」と「主語」という概念を使用します。
- 例えば、「検査は機械がやります。」という文では、「検査は」は「連用修飾語」として扱われます。
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中学入試対策参考書 (四谷大塚 『予習シリーズ 国語 5年下』) から回答します。 1.「検査は」(題目語)、「検査を」 にかかわらず、連用修飾語。 2.複文とみなす。「水が」(対象語) は、 「飲みたい」 に対する主語あつかい。「私は」 は、 「水が飲みたい」 に対する主語。 3.2と同じ。
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- shiremono
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No.2 「回答に対する補足」 については、ごもっともだと思います。 つまり、 「私は水が飲みたい。」 という文では 「私は」 が主語、 「飲みたい」 が述語と答えるのが自然、とおっしゃるのは、 「水が」 が対象語であって本来は主語 (主体) でない以上、当然であると考えます。 ただしそれは、対象語を主語とみなすという文法上の約束の問題に帰着するものです。 それ以上の、学校文法の約束ごとの 「根本的欠陥」 (小池清治) について論じる力量は、わたしにはありません。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
これは shiremono さん(回答者)への質問ではありませんが、実際に教えておられる方はどのように扱っておられるのでしょうね?
- shiremono
- ベストアンサー率70% (187/267)
No.1 「回答に対する補足」 については、ご理解のとおりです。 1.「検査はやります。」 は、主語の省略。 なお、題目語が主語とみなされるかどうかについては、いわずもがなですが、格助詞の 「が」(主体および対象をあらわす用法) でいいかえられるかどうかです。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
ところで、「これは私が母から聞いた話です。」のような複文の場合は問題ないのですが、「私は水が飲みたい。」の場合、「水が飲みたい」を「述部」と取るのはいいのですが、「飲みたい」だけを主文全体の「述語」と考えることもできるのではないでしょうか。 その場合、「私は」が主文の「主語」になるわけで、「飲みたい」の「主語」は何か、と問われたとき、「水が」は正解、「私は」は不正解とするのはおかしいと思うのですが、どうお考えですか。 むしろ、「私は水が飲みたい。」という文で主語・述語を指摘せよ、と言われたら、「私は」が「主語」、「飲みたい」が「述語」と答えるのが自然だという感じもするのですが。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
1.単に「検査はやります。」という文の場合も「検査は」は連用修飾語になるんですね。 題目語は、主語になることもあれば、連用修飾語になることもあると考えていいわけですね? 2.確かにそうですね。「私は水が飲みたい。」という文で、「私は」「水が」の「文の成分を答えよ」という場合はいずれも「主語」となる(しかない)わけですね。というか、この文で単にこの両方を問うような形の問題はいささか不適切ということですよね。 ですから、「飲みたい」に対する主語は何か、という問題の場合は、「水が」が正しい答で「私は」はまちがいということになるわけですね? なお、質問文中の中ほど「私は水が飲みい。」とあるのは「私は水が飲みたい。」の誤りです。訂正します。