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接続助詞について
次の3つの例文で使われている、には、のには、には、は接続助詞だと思いますが、参考書がなく自信が有りません。ご説明いただけたら幸いです。 歩くには十分な距離だ 歩くのには十分な距離だ 私には難しい問題だ
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こんばんは。 1. >>には、のには、には、は接続助詞だと思いますが 違います。 「に」は格助詞 「は」は係助詞(副助詞に分類する人もいる) 「の」は準体助詞 です。 「頑張って練習したのに、本番で失敗をしてしまった。」 の場合の「のに」は、接続助詞です。 2. 「に」は、「に」の前にある言葉が比較の基準であることを表します。 下記の、1の[6]を参照。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AB&dtype=0&stype=1&dname=0ss&pagenum=11&index=114785000000 つまり、 「歩く」という基準と比較して「十分(な距離だ)」、 「歩くの(=歩くこと)」という基準と比較して「十分(な距離だ)」 「私」という基準と比較して「難しい(問題だ)」 ということです。 3. 「は」は、「に」を強調する役割を担っています。 4. なお、 「の」+「に」で、「のに」という連語とする考え方もあります。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AE%E3%81%AB&dtype=0&stype=1&dname=0ss&pagenum=1&index=115337600000 以上、ご参考になりましたら幸いです。
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- a-kasatana
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文法的な解釈は分かりませんが、意味的には一緒だと思います。 まず、「歩くには」と「歩くのには」は、歩くを強調しているかどうかの違いしかありません。後者の「の」は代名詞(こと)なので。 なお、「に」は方向・帰着・目的を表していて、「は」は限定を表します。
お礼
有難うございます。接続助詞と書きましたが、次の解説では用言に付くとなっております。私の誤りのようですが、できましたら、文法的なご説明をお願いしたいと思います。 接続助詞 接続助詞…用言や助動詞について、後に意味を続ける単語。 ば・と・ても・ので・から・て・けれど・が・ながら・し・たりなど。 格助詞…主に体言について、文節との関係を表す単語。 が・の・を・に・へ・と・より・から・で・やの10語。
お礼
明快で、ご丁寧な解説をしていただき有難うございました。 よくわかりました。 英語のほうでも、教えていただきましたが、 またよろしくお願い、いたします。