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助詞「で」の用法でわからないところがあります。
あるサイトで、助詞「で」の説明をしています。 下記はそのサイトに載っている助詞「で」の例文です。 【例】 1.×この建物で、新しい工法が用いられた。 2.○この建物には、新しい工法が用いられた。 3.○この建物で、はじめて、新しい工法が用いられた。 この例文の1と3がわからないのです。 1は「この建物の建造中に新しい工法が用いられた」という 意味と「この建物の改築中に新しい工法が用いられた」と いう意味、ふたつの意味に伝わります。 それで×なのでしょうか? 3はさっぱりわかりません。なぜ1に「はじめて」を加える と○になるのでしょうか。 どうかご教示ください。
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まづ、 1.×この建物で、新しい工法が用いられた。 という文は、日本語として何も間違っていない正しい文です。 ただし、この文だけでは二通りの意味に受け取られる可能性があるので、説明を追加したほうが良いというのがそのサイトの趣旨です。二通りの意味とは、 2.○この建物には、新しい工法が用いられた。 と 3.○この建物で、はじめて、新しい工法が用いられた。 です。
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- hakobulu
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1.×この建物で、新しい工法が用いられた。 前後の文脈次第ですが、この文自体は正しい表現です。 ただ、 3.○この建物で、はじめて、新しい工法が用いられた。 という表現が使われるシチュエーションのほうが圧倒的に多いので、そのサイト主の方はなんとなく1は不自然に感じただけだろうと思われます。 1の用法が自然なシチュエーションとは、 「ここにある10枚の写真は日本の有名な建築物ですが、この建物で、新しい工法が用いられた」 (と言いながら、その写真を指差す) などの場合が想定できるでしょう。 特に「はじめて」でなくても構いません。 10の建築物の中のこの建物で~、という意図を表現したい場合に使えます。 他のシチュエーションとしては、 写真のキャプション、あるいは映像のタイトルや注釈でも良いでしょう。
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お答えくださりありがとうございます。 その言葉をもちいるシチュエーションがあまりないので、 「はじめて」を加えたと。 参考にさせていただきます。
- cxe28284
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実に微妙な言い回しですが、 1の場合助詞「で」の用法に「動作の行われる場所」と云うのがあります。 「学校で勉強する」の様な言い回しです。 「この建物で、新しい工法を用いられた」となるとこの建物の中で何か他の事に関して、 新しい工法を用いた。と云う意味になります。 そこでこの建物が主体である事を強調するためこの建物で、はじめて、「新しい工法が用いられた。」 としたのでしょう。でも「はじめて」に読点が無ければ、これも一と意味が変わりません。 2は建物が主語になっているので、はっきりしています。 格助詞「で」の意味に関わる問題だと思います。
お礼
お答えくださりありがとうございます。 ある意味に伝わるよう「はじめて」を加えたという ことですね。
- SPS700
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僕は、「で」をつかっても「に」を使ってもいいと思います。要するに6つともいいと思います。 ただし意味が違うと思います。 「に」は、外からXXXという工法が、その建物に対して、使われたと言う見方。 「で」は、XXXという工法が、使われた「場所」が、その建物である、と言う見方だと思います。
お礼
お答えくださりありがとうございます。 「で」は場所ですね。私の読解が間違っていたようです。 あらためて勉強をしたいと思います。
お礼
お答えくださりありがとうございます。私も意味が二通り あるとは考えましたが、こういうことだったのですね。 腑に落ちました。