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スカラー波
スカラー波とは一体何のことなのでしょうか? 調べてもよく分かりません。 どうかよろしくお願いいたします
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謎の白装束軍団、パナウェーブ研究所が有名です。 以前は相当テレビ等で話題になりました。
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- tance
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tanceです。 かつて、パナウェーブの広報の人がテレビで、巨大地震が来ると警告 したことがありました。地球ができて以来最大の地震だそうで、その マグニチュードは何と! 500だとか・・・ これにはビックリ。そんな桁違いに大きいマグニチュードは計算式すら ありません。ちなみに、国際地震学地球内部物理学協会の勧告(1967) による平面波マグニチュードの計算式によると、その周期を1秒として 地面の水平振幅がどのくらいになると思いますか?(この式が適用 できないことは明らかですが・・・) 1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆× 1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆× 1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆× 1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆×1000兆 光年 となります。 全くの机上の空論としか言いようがありません。マグニチュード500と 聞いただけで、スカラー波の脅威がどうのこうのというのを聞く必要が ないと確信できます。
- BookerL
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まず、波というのは「変位」が伝わっていく現象です。変位というのは、媒質(波を伝える物質)の一がどれだけ変化するか、という量です。 例えば、一本のロープの両端を二人でもって、一人がロープを揺すれば、その揺れはロープを伝わっていきます。ロープの一点Aを注目すれば、揺れが伝わってくるとA点が動きます。これが「A点の変位」です。 ロープを揺するとき、上下に揺らしたり左右に揺らしたりでき、それに応じて、A点の変位も上下・左右になります。つまり、A点の変位がどれだけかを表すのに、「上下方向に○○cm、左右方向に××cm」という表し方が必要になります。 このように、一つの量(この場合は変位)を表すのに二つ(以上)の数を必要とする場合、「ベクトル量」といいます。ロープを伝わる波は、変位がベクトル量になるので、「ベクトル波」であるといえます。 ロープを伝わる波のように、一般に、波が伝わる方向と媒質が揺れる方向が垂直になる波を「横波」といい、横波はベクトル波になります。 電波や光などの電磁波も横波で、ベクトル波です。 今度は二人がロープの代わりにばねを持ち、一人がばねの端を押したり引いたりすることを考えます。この「押し・引き」の揺れもばねを伝わり、ばねの上の一点Bを注目すると、B点は前後(ばねの長さの方向)に揺れます。 B点の変位は、前への変位は正、後ろへの変位は負で表すことができ、「○○cm」と一つの数で表すことができます。一つの数で表すことのできる量を「スカラー量」といいます。 ばねの前後方向の揺れが伝わる波は「スカラー波」であるといえます。 この場合のばねの波のように、一般に波の伝わる方向と、媒質の揺れる方向が同じ場合の波を「縦波」といい、縦波はスカラー波になります。 音は空気の振動が伝わる波ですが、縦波で、スカラー波です。 地震の波は縦波・横波の両方があります。P波(初期微動を伝える波)は縦波=スカラー波、S波(主要動を伝える波)は横波=ベクトル波です。 ただ、普通はことさら「ベクトル波」「スカラー波」などといわず、横波・縦波といっていると思います。 以上が「スカラー波とは一体何のことなのでしょうか?」に対する回答ですが、 >調べてもよく分かりません。 の回答にはなっていないかも知れません。 「スカラー波」が出てくるページには、わけのわからないことが書いてあることが多いですね。わけのわからない記述のほとんどは、「電磁場を伝わるスカラー波」についてのものでしょう。 先に書いたように、普通の電波や光は電磁場を伝わる「電磁波」で、これは横波=ベクトル波です。 ところが、電磁場を伝わる縦波があるとして、これを「スカラー波」あるいは「スカラー電磁波」と呼んでいるのが、「よく分かりません」の正体でしょう。 「電磁場を伝わる縦波」を理論的に考察することはできるようですが、その存在は実証されておらず、「スカラー波は○○の作用をする」という記述は全て疑似科学・ニセ科学と言っていいと思います。 参考ページの 「スカラー波が超自然的な力を持っていると語られることがあるが、科学的根拠のない迷信ないし疑似科学である。」 ということでいいと思います。
- tance
- ベストアンサー率57% (402/704)
大分前のことですが、スカラー波の驚異を解説した「専門書」を読む 機会がありました。スカラー波により、誰も防ぐことのできない攻撃が 可能だ、とのことで、テロ対策の一環として警察内部で研究をしていた ようなのです。ところが内容がチンプンカンプンなので読み解いてくれ という依頼でした。 正直、最後まで読むのが非常に苦痛でした。物理学で使う専門用語が たくさん出てきて数式も出てきます。でも文章の脈絡がないのです。 よくある解説手法として、まず小さな事象をたくさん挙げて、最後に それらを統括して一気に結びつける理論を展開する、というやり方が あります。でも、最後まで我慢して読みましたが、結局ごちゃ ごちゃといろいろなことを中途半端に述べているだけで、何一つ 統一的な理論とか仮説などがないのです。 結局、全くのデタラメとしか思えません。スペシウム光線と同じ 架空のシロモノです。(笑) 私に理解できるだけの能力がなかったと言われれば、そうじゃないと いう証明はできませんが、典型的な似非科学の様相を呈しています。
- phyonco
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スカラー、ベクトル、テンソル等は、数学的な空間の変換に対する変換性をもって定義されます。普通に良く使われているのは、ユークリッド空間の回転変換に対する変換性で、中でもスカラーは「回転に対して不変な量」というのがその定義になります。例えば、気体の密度はスカラー量です。空気中を伝わる音波は空気の疎密波ですから、これはスカラーの波、つまりスカラー波ということになります。ただ、巷で「スカラー波」と言われる場合は、「スカラー」という言葉があまり一般に知られていないのをいいことに、「何か不可思議な波」という印象を与えるだけの為であることがあるので、お気をつけ下さい。
お礼
簡潔なお答えありがとうございました