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正方行列の対角化
大学で計画数学を履修しているのですが わからない部分があります。 授業でやったのですが、時間がないとのことで 早々に進んだ部分です。 対角化可能がどうか調べる問題で A=16 -18 15 0 -1 -1 -10 12 -9 Aの固有値1.2.3 固有ベクトル α=16/5 β=9/2 γ= 6 1 1 1 -2 -3 -4 Aの固有値と固有ベクトルの求め方はわかるのですが その後の P=16 9 6 5 2 1 -10 -6 -4 とおけば対角化可能である の部分がわかりません。 Pはどのように出したのですか? 1 0 0 0 2 0 0 0 3 と対角になるとわかるにはどうすればいいのですか? ネットでもいろいろ調べましたが その部分が省略されていてわかりませんでした。 どなたか教えてください。
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固有値1に対応する固有ベクトルがα。2はβ、3がγ それぞれ並べてかくと、こうなる。 Aα=1α Aβ=2β Aγ=3γ こいつを一まとめにすれば、次のような一つの行列の積の式にできる。 A[α,β,γ]=[α,β,γ]*[[1,0,0],[0,2,0][0,0,3]] で、P:=[α,β,γ]とすれば、AP=PB ⇔ P^1AP=B (Bは1,2,3の並んだ対角行列) このように、固有ベクトルを並べて作った行列が変換行列になる。 今の場合、α=[16/5,1,-2]だが、 これは別にα=[16,5,-10]でも同じこと。当然。 なのでP=[[16,9,6] [5,2,1], [-10,-6,-4]]でも変換行列になる。(変換行列は複数ある。) まとめ。 変換行列は固有ベクトルを並べたもの。 対角化行列は固有値を対角成分に並べたもの。