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「了」 の位置について (入迷了?入了迷?)
この数ヶ月、中国語(の勉強)にハマっている という文を作りたいのですが、「入迷」を使おうと思ったとき、「了」をどこに配置するべきかで迷っています。 (以前はまったく興味がなかったので、完了の「了」を使えばいいんだな、という判断です) ネットなどでいろいろ調べていると、「入迷了」、「入了迷」 の2つのパターンがあるようです。 下の例文はブログなどからの引用ですが、「入迷了」 と 「入了迷」 とではニュアンスが異なるのでしょうか? 今天両個人還玩電脳玩入迷了. 看看[ロ那]些地方都寫到我聴得入迷了. 假如是對種種創造活動入了迷. 後者聴得簡直入了迷.
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単に、「はまっていること」だけを述べるのであれば。素直に語気助詞の「了」をお使いになって、「入迷了」とすることをお勧めします。 アスペクト助詞(動詞の直後に置く)の「了」は、確かに完了を表しますが、この場合は動作の完了というよりは、行為の実現や状態の変化ですね。 「はまる」というのは、何かの動作をするのではなく、「何でもない」状態から「とりこになる」という状態への変化を表す動詞ではないかと思います。 文末に置く語気助詞の「了」も、こういう状況の変化を表現します。 アスペクト助詞を使って語気助詞を使わない場合は、目的語が比較的重たいときで、一般には量詞や修飾語句のついた場合です。 ここで、「入了迷」と言うと、本当に、何か病みつきになってとんでもない状態なんだ、というニュアンスになるでしょう。 そうなると、当然、その文の後には、病み付きになったことで、どうなのか、何をしたか、何が変わったか、というように、その文が前振りになって、話が続きます。 多くの場合、前提や、理由を表す部分になって、後に「だからどうだ」という文章になるのは、そういうニュアンスが生み出されるからです。 「~入迷了。」と言えば、「ああ、そうなんだ。」と相槌を打ってもらって、ひとまず落ち着きますが、「~入了迷。」と言うと、聞いている人は「それでどうしたの?」という意識になります。 読者(聞き手)をひきつけて、「いかにはまっているのか」を存分に語りたい場合は、「~入了迷。」という方がいいかもしれません。
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- PinkyGeiWo
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私の持っているテキストでは下記の記述があります。 私はこれを知ってから会話表現が少し豊かになった気がします。 中国語の勉強数ヶ月での疑問としてはハイレベルだと思いますよ。 私もこの投稿を参考にさせてもらうこともあります。 お互いにがんばりましょう。 以下、テキスト記述(抜粋) 「語気助詞の“了”」と「動態助詞の“了”」は別物です。 「語気助詞の“了”」は文末に置かれ動作・行為が完了したことや状況の変化を表す一方、「動態助詞の“了”」は動詞の後ろに置かれ動作の実現、完了を表します。 ・吃飯了 ・吃了飯了 上記は日本語ではどちらも「ご飯を食べた」となりますが、後者は「(確かに)ご飯を食べた」と動作の完了を強調します。 なお、吃了飯 のみですと、「ご飯を食べたら、。。。」という、仮定の意味が含まれ文章が終わった感じがしません。通常は、吃了飯、就走 (食べたら出かける)のように後ろに何らかの語句が続いて初めて文章が完結します。 ※但し、 吃了很好吃的飯 のように目的語の前に修飾語が付くと、文末に「語気助詞の“了”」はつけなくてもOKです。
お礼
回答ありがとうございました。 確かに、この違いを自分のものにできれば、表現も豊かになりますよね。 いろんな文例、会話例を参考にしながら、私も表現の幅を広げて行きたいと思います。 頑張りましょう!
- charles_zx
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こんにちは。 けっこうややこしいと思いますが、自分の理解としては、 入迷了:ある状態になりました。 入了迷:ある状態になっています。 以上。。。
お礼
他の方の回答とあわせて見てみると、なんだか「究極のまとめ」って感じですね。 「入了迷」はある状態になっているからどうなんだ…と、後に続きそうですもんね。 ややこしいながらも何とか習得していきたいと思います。 回答ありがとうございました。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。 とても良くわかりました。 実は最近、自分のブログの雰囲気が変わってしまったんですよ。 というのも、中国語にすっかりハマリこんでしまったせいで、中国語の話題が激増したからなんです。 ハマったことによってプライベートの過ごし方もずいぶん変わったので、そういう内容で「入迷」を使うつもりでした。 となると、「~入了迷」の方が良さそうですね。 「~入了迷」と「~入迷了」、今後も使い分けができそうです。 ありがとうございました。