古文。助動詞「む」

質問

文末の「む」は私なら意志、あなたなら適当・勧誘、その他なら推量らしいのですが

誰からみて私、あなたなんですが？
普通に読んだら全部、意志になってしまうんですが
見分け方教えてください。

回答No.2

h-togo · ベストアンサー

話すほう＝私
聞くほう＝あなた

（意志の例）
竹取「われこそ死なめ」
訳「私が（先に）死のう」
話し手本人の意志そのものです。

（適当勧誘の例）
源氏桐壷「忍びては、参りなむや」
訳「（あなたは）人目につかないようにして、参内なさりませんか」
勧誘してますね。
話し手の意志は確かにあります。
でも、この場合は聞き手（あなた）を勧誘していますね。

（推量の例）
古今「わが宿の池の藤なみ先にけり山郭公いつか来鳴かむ」
訳「私の家の池のほとりの藤の花が咲いてしまった。山ほととぎすはいつここに来てなくのだろうか」
山郭公は、私でもあなたでもないです。

回答No.1

kzsIV

話し手から見て、私、あなた、ではありませんか？
　私＝話し手
　あなた＝聞き手
「われわれ」は、
　仲間うちの話し合い・談話のときは　われわれ＝話し手と聞き手
　団体交渉の場合　われわれ＝聞き手でない方のグループ