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古文 助動詞「じ」
『平家物語』巻第九「敦盛の最期」 http://singetu.ddo.jp/heike_monogatari/atumori/01.htm 勝つべき戦に負くることよもあらじ 古文のテキストでは 熊谷の台詞中にある「じ」が打消推量となっていたのですが、 打消意志という解釈では間違いでしょうか?
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素人ながら,辞書を引いてみました。 「よも」:⦅多く下に推量の助動詞「じ」を伴って⦆まさか。決して。よもや。 とあります。 また,「じ」の説明の中で, 主語が二人称や三人称の場合は打消しの推量を表し,一人称の場合は打消しの意志となる傾向が強い。 ともありました。 「よも」があるので,呼応して「じ」が推量ということになるのでしょう。
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- j-mayol
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回答No.2
前後の文脈から考えても打消意志ではおかしいことになってしまいます。 熊谷次郎直実が若武者(平敦盛)を見つけ、首を取ろうとしたが、次第に心変わりをし、敦盛を助けたいと思うようになっていますね。そこで、直実は「ここで敦盛一人を見逃しても(助けても)源氏側が優勢な戦い(=勝つべき戦)に負けることはまさかあるまい。」と敦盛を見逃すことを正当化しようとしているわけです。打消意志では、文脈として通じなくなってしまいます。
質問者
お礼
回答有り難うございます。
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