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IHTのコラムの一節・Better not just of~
ひとつき以上前の IHT(インターナショナル・ヘラルド・トリビューン)紙からの質問です。筆者は Roger Cohen氏。 「Emptying Pandora's box」と題する11月9日付けのコラムです。 オバマ氏をなぜ大統領に選ぶのか、その理由について説明する部分の文章です。 念のためかなり前の段落から引用します。 筆者はイラクに駐留しているある政府職員からメールを受け取りました。その中にはその政府職員が立候補前のオバマ氏に宛てた文面が含まれていました。その文章から始まります。 "Those of us still serving in these dangerous Iraqi deserts need your voice and message in the Iraq debate back home," he wrote. "More than that, we want a new politics that speaks again to the great traditions of not just one party but of one country, ours. You capture that theme, genuinely, like no one else. "Throughout my time in this tough assignment (best and worst job I will ever have), I have looked to Washington for the kind of leadership traits that I see among our Marine captains, colonels and corporals in the mean streets of Anbar. It has been dispiriting. Another Greatest Generation - whose apolitical patriotic steel is being forged here among tens of thousands of Americans - deserves better." The official, who asked not to be named because of the rules of his government agency, continued: "I am leaving Iraq before long and have decided to go basically straight from Fallujah to Springfield in order to hear your formal announcement in person. I just want to be there. Anonymous. Part of the energy." And he concluded: "With you in the presidential picture, I am more hopeful about endings in Iraq and beginnings at home, in our country we miss so much and remain honored to represent." Yes, hundreds of thousands of Americans have been engaged in prolonged forms of service and sacrifice that have deserved better. Better not just of a president, George W. Bush, too insecure to inspire, but of all of us for whom easy credit became synonymous with easy amnesia. Perhaps the new frugality can also be the new humanity. 最後の段落中の Better not just of a president, George W. Bush, too insecure to inspire, but of all of us の部分の訳、それからできれば of a president の of の文法的説明をお願い致します。 なお、質問箇所の前までの部分の意味はざっと次のようなものと思います。 彼はこう書いている。「ここイラクの危険な砂漠地帯で務めを続けている我々には、本国におけるイラクをめぐる議論にあなたの声、主張が必要です。それのみにとどまらず、我々はこれまでと違った政治を求めています。ひとつの政党が有する偉大な伝統だけに訴えかけるのではなく、ひとつの国、我々のアメリカの偉大な伝統に訴えかける政治です。あなたはこのテーマを取り上げました。心の底から。他の誰とも異なって」。 「自分のこの困難な任務(自分が経験したうちで最もすばらしく、もっともひどい仕事になるでしょう)を果たしている間中、私はワシントンの方を眺めやって、ここアンバーの危険な状況の中で我がアメリカ海兵隊の大尉、大佐、伍長らが示すのと同じリーダーシップを見出そうと努めました。もうひとつの「偉大な世代」が生まれつつあります。ここイラクの何千何万人ものアメリカ人の間に政治には関心を示さないながら愛国的な心情が養われつつあります。彼らはもっとましな取り扱いを受けておかしくありません」。 彼は(政府機関の規則に従い、名前を明かさないよう求めている)こう続ける。「私はまもなくイラクを離れる予定です。そして、ファルージャからほぼ真っ直ぐスプリングフィールドに向かうつもりです。自分自身で直接あなたの正式立候補の発表を聞くためです。私はただその場に居合わせたい。他の人々にまじって。そのエネルギーの一部に加わりたいのです」。 文章の終りはこう締めくくられている。「大統領候補の一角にあなたを戴くことで、私はイラクの事態収束、それからアメリカの今後について明るい見通しを持っています。そのアメリカは、ここイラクで我々がひどく恋しく思っている我が母国アメリカ、我々がその代表としての名誉をここで与えられている我が母国アメリカです」。 その通りだ。何千何万人ものアメリカ国民が長引く任務と犠牲に身を捧げている。彼らはもっとましな取り扱いに値する。
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前のパラグラフの最後の部分を受けて Their service and sacrifice have deserved better not just of a President, but of all of us. ということではないでしょうか。 “deserve better of ~”で「もっと良い~を持つに値する」とか「~からもっと良いものを受け取る資格がある」のような意味になると思います。 意訳も入れて訳すと 「彼らの貢献や犠牲に報いるには、もっとましな大統領がふさわしいというだけではなく(ブッシュでは当てにならないから、何かしてもらおうという気にもならないし)、われわれ全員からもっとましな扱いをしてあげるべきだ(すぐに賞賛を与えても、すぐに忘れてしまうのでは駄目だよね)」 のようなことだと思います。
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ハッハッハア~、驚きました。 「自分はこと、英文解釈については容赦がない」と言い、"NOT A BUT B" に justが付くから、これは"not only but also" と教える方が、文の主語も分からずに、動詞が分ったので問題は解決したと言われるとは・・・ 面白いですね~。 『先ず主語を探せ、そして動詞を見つけよ。』と教えてくれる専門の指示にしたがうと、そのうちに解ってくるのですよね。文章を忠実に訳すことさえ心がければ「何故この文章がnot only but alsoでなくてjust NOT~BUT」としているのか神様が囁いてくれるのですよ。 『呆け~としていて(主語も探さず、倒置の可能性も考えない)ひらめきすら持てないとは、ただたんに、”あんた”に宛がう言葉ではなく、そうなんです、あんたの高慢さに腹を立て回答を見失った呆けナスである私達(を賞賛する)に値する言葉なのです。』 と訳すのです。 動詞は皆様がご指摘したhave deserved better forでした。 『英文解釈については容赦がない』方であれば上記の訳で主語が何であるかぐらい解りますよね。 ご参考になれば。
お礼
ご主張の具体的根拠がないようです。 しかし、私に対する皮肉があるらしいことはわかりました。^^; 冷静なやり取りは無理な方のようですので、以後の書き込みは無視させていただきます。すみません。
>Yes, hundreds of thousands of Americans have been engaged in prolonged forms of service and sacrifice that have deserved better. >Better not just of a president, George W. Bush・・・ ━━(自)(…を)受けるにふさわしい[だけのことはある]((of ...)). deserve well [ill] of ... …から賞[罰]を受けるに足りる. 1)Their service and sacrifice have deserved better of a President, George W. Bush としても、hundreds of thousands of Americansを受けて 2)Hundreds of thousands of Americans have deserved better of a President, George W. Bush もしくは前文全てを受けて 3)It has deserved better of a President, George と言う文章であれば、上記の辞書の訳にあてはめると、 1)彼らの奉仕や犠牲はブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りる。 2)百人や数千人に及ぶ(イラクで奉仕や犠牲をした)アメリカ人がブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りる。 3)それはブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りる。 と訳し、否定形であれば 1)彼らの奉仕や犠牲はブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りない。 2)百人や数千人に及ぶ(イラクで奉仕や犠牲をした)アメリカ人がブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りない。 3)それはブッシュ大統領から賞賛を受けるに足りない。 と訳すのが順当と思うのですが? この辺りはどの様に解釈をされたのですか? 質問になってしまって申し訳ないと思いますが、ご教授いただければ幸いです。
お礼
「否定形であれば~と訳すのが順当と思うのですが?」と書いておられますが、確かに not が文あるいは述語動詞を否定する場合はおっしゃる通りです。 ただし、問題個所の場合の not は文否定、述語動詞の否定ではなく、just の否定です。 この場合の just は強調語で only と同じ意味です。 結局、問題個所の not just A ~ but(also)B は「相関表現」で、大学受験英語でおなじみの「not only A but also B」(AだけでなくB)と同じです。これは結局 A and B と同義です。 この点に関して、No.1、No.2の方も同様の解釈と思います。 実際の英語では、also がない場合の方が多いですし、only の代わりに just が使われることも珍しくありません。 また、merely、simply も頻繁に用いられます。 単なる見のがしだと思いますが、念のため参考までに。
- duosonic
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duosonic です。 補足を拝読いたしました。 これよりも前に文章があって、credit というのは借金と訳すということですか? ここに掲載された文はイラク戦争だけの話をしていますよね? なのに、それを回答者が「借金」云々と訳せるワケないじゃないですか。 「自分的には特に支障を感じなかったので、この部分は質問からはずした」と言われても、実は全体が金融危機云々の流れで来ていると知っているのは質問者だけであって、回答者は当然ここに掲載されている「イラク戦争」の中でしか考えることができないですよね? ご質問文にも「金融危機の記事に続く~」と書いていませんが、それでどうやって肝の credit という箇所を回答者が文意に即した訳ができるのでしょう? この文章だけからだったら、「兵士たちが deserve するところの credit」と考えるのは当然だと思いますが? 回答者は前後の文から文脈を掴もうとします。しかしこの文章での credit の本来の意味を回答者が知らなかったら、frugality もhumanity も分かるワケないですから、質問者がお望みの回答なんて得られるハズがありませんよね? これら前後の文の文意が分からなければ、ご質問文も分かりません。
お礼
すみませんね。お手数をおかけして。 まあ、もともと私が質問した箇所、1. Better ~ of all of us の部分の訳と 2. of a president の of の文法的説明、の2点は、引用した部分からだけで十分解決するわけです。 私としては、for whom easy credit ~ humanity の部分の解釈・訳まで問題にされるとは思っていなかったのでどうしようもありません。 できれば最初からコラム全文を引用したいところですが、OKwaveさんの字数制限があるので無理です。原文サイトのURLを示しても、こういうコラムや記事の場合、日数がたてば大抵削除されてしまいます。 しかし、「質問者だけが文章の流れを知っていて、回答者は適切な訳ができない」という主旨にはちょっと異論があります。^^; 解釈に確信が持てなかった場合、自分なら質問文から数語を抜き出してグーグルで検索し、原文を見つけ、原文全体を読んで確認するでしょう。 実際に、私が回答者の側にまわった場合、例えば最近の「IN WHAT WAS」、「The Economist記事中の訳」などの質問のとき、私は元のサイトで前後をざっと読み、自分の解釈に間違いがないか確認してから回答を書きこんでいます。 質問文から適当な数語を抜き出し、グーグルで検索、原文を発見して、原文全体を通読、ここまでするのにそれほど時間はかかりません。 こうしたことを自分が当たり前のようにやっているので、私の質問に回答しようとする方もその程度は当然するだろうというのが私の前提になっています。(コラムのタイトル、日付けを明示しているのは、そういった場合を考慮してのことです) 回答者に対する私の要求は高すぎるでしょうか? 前に「自分はこと、英文解釈については容赦がない」と書きましたが、その辺の意味合いがおわかりいただけたでしょうか。すみません。^^;
Better not just of a president, George W. Bush, too insecure to inspire, but of all of us for whom easy credit became synonymous with easy amnesia. Perhaps the new frugality can also be the new humanity. いつも皆さんと考え方が違うため、私の見聞を広げるためにも参加させていただきます。 Better not just of a president,は単純に、 It's not better just・・・の主語と動詞の省略で、Better notと倒置された文章でしょう。 構文は Better not (of) ~A , but (of)~B Aでは無くてBであるにof名詞で比較対象をしている文章です。 ofの使用は参考URLの15番にある例題と同じでしょう。 The invention is of no value. その発明はまったく無価値だ The disease is of two types. その病気には2種ある easy credit became synonymous with easy amnesia. の訳を間違わないようにPerhapsのセンテンスをつけ、「(この体制であれば、新語や標語は)倹約は人間性である。」と言い、良い意味でeasy credit以降を訳せと言っているのでしょう。 Perhaps the new frugality can also be the new humanity. too insecure to inspireへのつながりはbeingでよいと思います。 訳してみますと、 あまりにも曖昧で閃を起させてくれないブッシュ大統領よりも、我々のように、安易な貸付は(受取を・貸付を)簡単に忘れることであったと理解が出来得えた人(が大統領)であってほしい。(その体制化であれば)節約が人柄に通じると同意語になるのでしょう。
- 参考URL:
- http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=of&dtype=1&dname=1na&stype=0&pagenum=1&index=04969700
お礼
レスありがとうございます。 しかし、残念ながら、お示しの解釈には納得できませんでした。 It's not better ~ の It is をいきなり省略するのは理由がないようですし、さらにまたその not better を better not と「倒置」することはいよいよありそうもないと感じられます。自分は寡聞にしてそういう例を知りません。 自分も含め他の方の 「 ~ have deserved better が前にあるから have deserved を省略した」と考える方がはるかに自然な解釈と思われます。 なお、 「easy credit became synonymous with easy amnesia. の訳を間違わないようにPerhapsのセンテンスをつけ、「(この体制であれば、新語や標語は)倹約は人間性である。」と言い、良い意味でeasy credit以降を訳せと言っているのでしょう。」 の部分は、日本語として私にはよく理解できませんでした。また、お示しの訳も同様に意味がよくわかりませんでした。
- duosonic
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こんにちは。 of が前文から引き続いているというのは、先行 d-yさんご指摘の通りで間違いないようですね: ・deserve well(ill) of ~(~賞(罰)を受けるに値する) 、、、というイディオムがあるようなので、deserve better of ~で「幾分マシな扱いを受けに値する」となるのでしょう。 credit をどう訳すか? 「賞賛 ⇒ 感謝・謝意(gratitude)」ということかと察します。for whom は「米人兵士に対して」なのでしょう。それから、George W. Bush, (who is) too insecure to inspire ~ でしょうか。例によって、意訳させて頂きます: 「国民を先導にするにはあまりにも頼りない一人の大統領、GWBからの感謝だけに留まることなく、これら兵士たちは、感謝の心さえすぐに忘れてしまうような我々全ての一般市民からの謝意を受ける資格がある。 オバマ大統領による新しい「無駄のない質素な考え方」には、決して国民に「異国の地で犬死させない、無駄な犠牲を払わせない」という新しい「人道主義」をも期待できるのかも知れない。」 、、、でいかがでしょう? また行き過ぎでしょうか? ご参考までに。
お礼
レスありがとうございます。 しかし、自分の疑問は、 1. Better ~ all of us の部分の訳 2. of a president の of の文法的説明 の2点だけであって、for whom easy credit became synonymous with easy amnesia. Perhaps the new frugality can also be the new humanity. の部分は特に問題にしてはいなかったのです。 というのは、for whom ~ humanity の部分はすでに自分なりに一応解決済みだったからです。 念のためその部分の自分の解釈を書いておきます。 この easy credit ~ humanity の部分は現在の経済危機、金融危機をふまえた表現だと思います。 ・(all of us) for whom easy credit became synonymous with easy amnesia. (for) whom は関係代名詞なので、先行詞は all (of us) と取ります。 元の文章は、 easy credit became synonymous with easy amnesia for all of us. (我々全員にとって、容易な金借りは安易な健忘症と同義語となった) 今回の経済危機の前までは、米国民は銀行などから簡単に融資が受けられました。その原因はもちろん住宅価格の上昇(住宅バブル)が続いていたからです。容易に現金を手にできた人々は、このコラムの前の方で言及されていますが、shopping spree (派手な買い物)に我を忘れます。消費行動に夢中になって、深刻な問題、過去の問題を忘れがちになります。 容易にお金が借りられることで、消費に夢中になり、イラクの人々のことなどほとんど忘れ去ってしまっていた、といった感じ。 ・Perhaps the new frugality can also be the new humanity. (おそらく新たな倹約はまた新たな人間性でもあり得る) new frugality (新しいつましさ・倹約)とは、今回の景気後退によって今後生活を切り詰めなければならないことを意味します。銀行がもはや今までのようにはお金を貸してくれなくなりますから、生活費を切り詰めて生活しなければなりません。生活の苦しみを痛切に感じることになります。自分が苦しいときは、他人の苦しみにも敏感になるものです。 Perhaps ~ humanity は、「生活が苦しくなる米国民は、他人の苦しみにも人間的同情・共感を寄せることができるようになるだろう」というほどの意味と解釈します。 以上のような解釈で自分的には特に支障を感じなかったので、この部分は質問からはずしたわけです。
お礼
レスありがとうございます。 もちろん、問題個所が前の have deserved better を受けているのは気づいていましたが、George W. Bush, too insecure to inspire の部分がどうつながるか、また、 of はどういう文法的用法なのかがわからなかったのです。 「deserve better of」と言われて、あらためてジーニアスを引くとたしかに「deserve well of」で載っていました。^^; しかし、deserve と似た意味の worthy にも worthy of と、of がつく言い方があったので、もっと早く deserve と of のつながりに気づくべきでした。ちょっと反省。 George W. Bush, too insecure to inspire の部分は自分的には間に being を補って分詞構文で解釈しようと思います。 ありがとうございました。