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古文の読解について

古文の文意がとれません 単語は565で、文法は東進の板野の授業で大分暗記しました 単体の知識なら周りのみんなよりはるかに蓄えてあるのに、まったくとれないのです 言い回しや多義語によって文意を曲げて理解してしまっているようです どういう意識をしながらどういう練習をすればよいでしょうか その他古文全般についてのアドバイスもよろしくお願いします 明青立法中をベースに早稲田・上智を受けようとしていますが、今はセンターの練習をしています いまは25分で30前後の得点ですが、20分で40前後とりたいです

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回答No.2

私も高校時代、古文ができなくてほとほと困りました。 いわゆる教科書の「虎の巻(アンチョコ)」を手にしたのは、古文が最初で最後でした。ところが、学校の先生の授業も、アンチョコそのままだったので(今考えても信じられない!)、結局本質がわからずじまいでした。 私が古文に開眼したのは、予備校に通ってからです。その時にお世話になった講師(2人)の本は、今でも市中に出回っているのですが、いかんせん、書籍には彼らの授業の良さが反映されていないので、授業を聞かずにその本だけを買って勉強しても、身にならないと思います。ですので、推薦できないのが残念です。 この場でお伝えできることは、ひとつだけです。 古文は、現代人にとって外国語のようではありますが、本来日本語であることに間違いはありません。質問者が「単語は覚えた、文法も暗記した」というのですから、これは「渡りに舟」です。 目の前にある古文を、単語レベルに分解して、それを「1対1対応」で現代語に訳してみてください。助詞レベルの単語も、1つも無視することなく、完璧に現代語に「逐語訳」するのです。 もちろん、単語にはいくつかの意味がありますから、そのうちのどれを適用するかに迷うでしょう。しかし、助詞・敬語(二重敬語はそのまま二重の敬語に訳します…「申し上げなさる」とか)まで含めて「完璧に」現代語に変換していくと、自ずと「こう解釈するしかない」という場面設定が見えてきます。 現代では使わなくなった二重敬語などを忠実に訳していくと、その場の人間関係、省略された主語などが、必然的に決まってくるのです。 もちろん、現代では使わない言葉を訳出するのですから、その現代語訳自体は、現在の日本語の常識からはかけ離れた言葉遣いになります。 しかし、そうした言葉遣いが、その当時の日本では使われていたわけです。そのことを明らかにすることが、まさに古文理解の第一歩なのです。たとえば、「る・らる」を尊敬にとるのか自発にとるのか受け身にとるのか、全部あてはめてみるのです。その労力を惜しんではなりません。 「言い回しや多義語によって文意を曲げて理解して」しまうのは、いくつかの可能性があるのに、あなたが無意識のうちに取捨選択してしまい、それがあたっていないから起きてしまう誤訳です。選択肢をすべて平等に、目の前に明らかにすることから始める必要があります。 古文とはいえ言葉なのですから、たとえば「る・らる」が、ここでは尊敬なのか自発なのか云々ということを判断するにあたって、必ず合理的な理由があるはずです。それを確かめないうちに、勝手に自分で意味を決めて訳してしまうと、意味がずれてしまって当然なのです。 逆に、どちらの意味にとっても通用するのであれば、それは、どちらにとっても正解だということです。作者(表現者)の意図がどちらであったかは、この際関係ありません。「表現」というものは、本来そうした性質のものです。最終の意味は受け手によって決められます。 とはいえ、学校の授業レベル、試験レベルでは、「どちらにとることも可能」というような部分を問われることは、基本的にありません。ですから、現代語訳を見ながらでもいいので、徹底的に「古文→現代文への逐語訳」を試してみてください。 きっと、何かが変わってくるはずです。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます そのことを気をつけて、解いてみると、かなり高得点になりました まだ1題しか解いていないので、確実ではないですが、品詞分解を斜線で区切りながらしていくと、丁寧に逐語訳ができて、正確に読み取れました ありがとうございます! 時間が普段より少し長くかかってしまったので、あとは練習を重ねて短縮できるようにしていきたいです

その他の回答 (1)

回答No.1

単語の知識が相当にあるなら、こんどは助動詞・助詞の意味と用法を 集中的にやってみてはどうでしょう? (単語集って名詞・動詞・形容詞ばっかり載っているイメージがあって・・・ 違ってたらごめんなさい) 助動詞や助詞については、「過去」とか「推量」とか単に意味を分類しているような 本ではなく、どういう語感の言葉であるか、どういう場合に使ったり使わなかったりするか、 という点が詳しく載っているような、加えて用例が豊富な、 しっかりした参考書を備えておかれると良いかと思います。 他の単語にくっついて様々な補助的意味をつけ加えるものなので、 これらに着目しながら読解すれば文意がぐっと取りやすくなるだろうと思います。 活用や接続をこってりやるのも良いです。単純なカン違いが相当減ります。 (文法は熱心にやられたようなので蛇足かもしれませんが) 昔やってた練習で、例文を品詞の単位まで分解してから いちいち文法的説明をつけてまわる、というのがありました。 「め」→助動詞・推量・む・已然形 みたいな感じで。 なぜかわかりませんが、とにかく文が読みやすくなったように思います。 (かなりめんどくさい作業ですけどね^^)

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質問者

お礼

回答ありがとうございます 項目として多義語の助動詞の意味も、多くは暗記しています 確かに単語帳には助詞や助動詞は単体では重要なものしか載っていませんね 助詞の方も文法の一環である程度は暗記しています 品詞分解を丁寧にしてみると綺麗に読解できたので、なんとかジレンマから抜け出すことはできました

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