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光源氏と柏木について
宜しくお願いします。 源氏物語において、 女三宮と密通した柏木に対して、源氏はどう対処したのか教えて下さい。 「この当時の源氏は権力を持っており、冷酷な面を見せた」とだけ習ったのですが、具体的にどうなのかわかりませんでした。 詳しい方、宜しくお願いします。
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検索サイトで「源氏物語 あらすじ」をキーワードに検索すると、あらすじ紹介のサイトがたくさんヒットします。 私がやってみたところ次のサイトが一番に表示されたので、ここを見てみます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E5%90%84%E5%B8%96%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%98 五十四帖の中でそのものずばり「柏木」という巻があって、その前後を見ると、一つ前の「若菜 下」に、 > 一方で源氏の遠まわしな諷諌に、柏木は恐怖のあまり病を発し、 > そのまま重態に陥る。若菜参照。 とあります。「若菜参照」の部分はリンクが張ってあるので、ここをクリックします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E8%8F%9C_(%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E) へ飛びます。でも先の「源氏物語各帖のあらすじ」のページとさして変わりがありません。でもこのページの下の「外部リンク」には、 『源氏物語 35 若菜(下)』与謝野 晶子訳:新字新仮名(青空文庫) がありますので、こちらへ飛びます。けっこう分量が多いのですが、 > 一方で源氏の遠まわしな諷諌に、柏木は恐怖のあまり病を発し、 というのは「あらすじ」の最後に書いてあるので、最後の方から遡ります。(「衛門督」=柏木、「院」=源氏、というのは、大丈夫ですね。) 「十二月になった」で始まる段落から後ぐらいを読んだらいいと思います。 他にもサイトはたくさんあります。 たとえば、 http://genji.nce.buttobi.net/ でしたら、「35 若菜下」のをご覧になるとよいと思います。 この「第十二章 第二段」のタイトルを元に、「源氏 柏木 皮肉」で検索すると(以下のURLはgoogleの場合です。)、 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GZHZ,GZHZ:2007-36,GZHZ:ja&q=%e6%ba%90%e6%b0%8f%e3%80%80%e6%9f%8f%e6%9c%a8%e3%80%80%e7%9a%ae%e8%82%89 さらにいろんな情報が手に入ると思います。 人に頼るより、ご自身であれこれ苦労して検索してたどり着く方が、しっかりとした教養が身につくと思います。 私が書いた上記の例はあまり上手な検索ではないと思いますが、参考になさって、ご自分の世界を広げてくだされば幸いです。
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- Domenica
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先に http://okwave.jp/qa4502811.html に回答を入れてしまいました。 最近発売されたばかりですが、入門書としてお勧めしておきます。 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720470-4&jya_flg=3 > この当時の源氏は権力を持っており、冷酷な面を見せた 長大な『若菜下』の一部分なんですが、前半はあっていますが、後半は間違いですね。 源氏の君は特に何もしていないんですよ。 1度、大勢の人の前で皮肉を口にしただけ。 ですが、女三宮との密通を取り持った小侍従という女房から「柏木が女三宮にあてて書いた手紙が、源氏の君の手に渡ったかも…。」という話を聞いた柏木が、一人で悩んでやつれていったんです(実際に、手紙は源氏の君が手に入れていて、柏木の懸念は的中しているんですけれど)。 『若菜下』の最後の方に、源氏の君が柏木に向かって 「過ぐる齢に添へては、酔ひ泣きこそとどめがたきわざなりけれ。衛門督、心とどめてほほ笑まるる、いと心恥づかしや。さりとも、今しばしならむ。さかさまに行かぬ年月よ。老いはえ逃れぬわざなり」 と言うんです。 要するに 「歳をとってくると、酒に酔って泣いてしまうということが止められなくなる。衛門督(柏木)がそんな私の様子を見て笑っているので、本当に恥ずかしくなる。そうやって笑っていられるのも今のうちだよ。年月はさかさまには進まない。老いからは逃れることはできないものだから。」 と言って、『イジメ』ているんです。 「柏木は、歳をとった自分を馬鹿にしている。」というニュアンスを込めて、みんなの前で言うんです。 それだけ。 自分が「寝とられ男」だと言われるのがイヤだったからかもしれませんが、あからさまに排除したり、陰で悪口を言ったりはしていないんですよ。 これ以外は、源氏の君や柏木が心の中で思っていることが書かれているだけなんですよ。
補足
こちらでも、丁寧にありがとうございます^^ そうなんですかぁ 遠回しな皮肉・イジメがあっただけなんですね 柏木が気にしすぎなんですね・・・ 当時の貴族って皆繊細なんですね^^; よくわかりました! ありがとうございました!!
補足
とても丁寧に教えて下さり、ありがとうございました! ネット検索ってそうやるんですね・・・ 的確にネット内を探っていくのって一種の才能ではないかと最近思います^^; 私には膨大すぎて何が何やら・・・ ちょっとづつコツを習っていきたく思います! お察し頂けた事、ありがたく思います!!