- ベストアンサー
江戸時代--守貞慢稿の中での質問です。
守貞慢稿をお読みの方に質問がありますのでよろしくおねがいします。 「紳縉家」という単語の意味が分かりません。ご存知の方はよろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.2、No.3の者です。守貞慢稿を確認しました。 巻之九で縉紳家の元服後の髻姿として掲載されている図が公家の髪型で間違いありません。 また、巻之十の女紛の項では「堂上縉紳家」「堂上女房」という表現があり、公家の下女の身なりについての説明がなされていました。 「堂上(とうしょう)」は公家、中でも昇殿を許された殿上人を指す表現ですので、「堂上縉紳家」は「昇殿を許された公家」、「堂上女房」は「昇殿を許された公家の下女」になるかと思います。 以上のことから、守貞慢稿においては「縉紳家」=「公家」という風に考えていいかと思います。
その他の回答 (3)
- fornaoya
- ベストアンサー率32% (11/34)
連投すみません。 前後の文脈にもよるかと思いますが、多くは縉紳は公家を指すことが多いです。 その言葉がどの項目に掲載されていたかを教えていただければ確認してみます。
お礼
公家をさす事が多いんですね!ありがとうございます。 項目は巻9「男扮」の丁髷のあたりです。その他にも所々見られますけど。
- fornaoya
- ベストアンサー率32% (11/34)
よろしければどの項目に載っている言葉なのかを教えて下さい。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
「縉紳」なら辞書に載っていますね。 「身分の高い人」の意味のようです。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%B8%89%E7%B4%B3&dtype=0&dname=0ss&stype=0&pagenum=1&index=110029700000 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%97%E3%82%93&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=1&index=10689609585800 「紳縉」も、多分同じ意味じゃないですか。
お礼
縉紳でしたね、ありがとうございます。とても参考になりました。 また、守貞慢稿の中では高い中でも特定の身分を差しているようにも見えましたが、もしそうならどなたかどういう階層の人々なのか教えて頂ければ助かります。
お礼
わざわざご確認くださいまして本当にありがとうございます!中々載っていない単語なのでとても助かりました。堂上の読み方が濁らない事も初めて知りました。