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繰延資産償却費について
当社では繰延資産の償却費を雑費で処理し減価償却費とは分けてますが,一般的にはどうなのでしょうか?会計ソフトでは減価償却費に計上するようになっておりました。
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繰延資産については、「減価償却費」とはいいません。「償却費」が正しい呼び方です。(企業会計原則第三4C) 「会計ソフトでは減価償却費に計上するようになっている」とすれば、それは原則的には誤りです。 現在、会計上、繰延資産として計上が認められている項目とその償却費の表示はつぎのとおりです。(以前の社債発行差金、試験研究費、建設利息は廃止されました) ・株式交付費 営業外費用 ・社債発行費等 営業外費用 ・創立費 営業外費用 ・開業費 原則:営業外費用 例外:販管費 ・開発費 売上原価または販管費 上記の他、税法独自の繰延資産があります。 例) ・共同アーケード等の公共的施設を建設するための負担金 ・建物等を賃借するために支出する権利金 等 繰延資産は、このように多岐に渡りますので、基本的にはその内容に応じて科目を選択する必要があります。 ただし、日常の実務では、便宜的に「減価償却費」に含めて計上しても「雑費」に計上しても支障はないものと思いますが、できれば、「繰延資産償却費」という科目を設けるのが一番自然です。
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- zorro
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回答No.1
一般的には合算し減価償却費に計上しています。
お礼
ご親切かつ事細かなご指導誠にありがとうごさいます。大変わかりやすいです。