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俳句英訳シリーズ1 「世の人の見付ぬ花や軒の栗」
こんにちは、 私は、日夜、英語俳句鑑賞力をつけようと努力して早一年、、、全然鑑賞力が付きませんでした、、、そこで、人からの進めもあり、ここで好きな俳句の英訳をして、それを添削していただく事で英語になった俳句の鑑賞力をつけようと思います。 今日の質問の俳句は、 「世の人の見付ぬ花や軒の栗」 松尾芭蕉:「おくのほそ道」より (詳しい背景は、 http://www.bashouan.com/Database/Kikou/Okunohosomichi_f.htm でご覧になれます。) これを、自分で訳してみると、 Unrecognized and ignored flowers of chestnut by the eaves. どうも、原文からは程遠い、、、状態になってしまいました。 ネット上では、英語訳が http://darkwing.uoregon.edu/~kohl/basho/11-sukagawa/index.html によると、 ---引用--- The chestnut by the eaves In magnificient bloom Passes unnoticed By men of the world. ---引用終わる--- になっていました。 これも、私の理解力では、原文のニュアンスが出ているとは思えません、、、(英語中級レベル) 松尾芭蕉の俳句から感じられる、「人目を隠れて暮らす僧の雰囲気」や「栗と書いて西の木、西方浄土の雰囲気」(これは漢字じゃないと無理か?)もちらほらさせ、さらに『なんともいえない静けさ』(ここが一番重要)を感じさせる英訳にするためのにはどうしたらよいでしょうか? そして、できる事なら、お手本の英訳をここでご回答していただく時に、ご使用になった英単語を選んだ理由というか、その英単語のニュアンスも教えていただけると助かります(英単語の意味は英和辞書で分かりますが、ニュアンスまでは、、分かりませんから)。 よろしくお願い致します。
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補足
こんにちは、ご回答ありがとうございます。 補足質問ではありません。 文字数制限が2000文字なので、補足欄から書き始めています。 やっぱり、回答者様はスゴイですね。 と、言いつつここまでスゴイご回答をいただけるとは思ってもいませんでした。 英語を勉強し始めた頃は、英字新聞が読めれは英語を極めた事になると思っていたのですが 、、、意外にも簡単に読めるようになって、、、映画も字幕なしで聞けるぞ、、、こりゃ結構、、、なんて思っていた所(←これでも自慢しているつもり、、、。 英語カテではこんな自慢あわれまれてしまいますね。) 、、英語俳句の難しさにぶち当たりました。 ところで、ギリシア古典が私は好きなのですが、、意外にも英語訳は、小難しい表現や単語ばかり使って退屈な物が多いのですが、 Robert Fagleという訳者がギリシア古典を現代英語の口語調に訳した本を読んだ時には、『うぉぉぉぉぉぉ!!!!こりゃ心に響くじゃね~か!』と感動したのですが、、、このご回答も、 『訳されてるじゃん!響くよ、味があるよ。 すごいよ!』と感動してしまいました。(←私は、あやしい、感情表現しかできません。) やっぱ、何事も不可能はありませんね。 いままでの、英語俳句は訳者が、良くなかったのかな、、、。 In west shade chestnut tree in quiet bloom 私も気がつけばちょっと、影があってちょっと見えにくくなっている栗の木を想像していました。 これは、芭蕉の俳句→イメージ画像→英語で表現。 という見事な三段構造ですね。 これは、今まで誰も思いつかなかった方法かもしれません。 Along the eave of lonesome house やっぱ、ここは、Alongと、lonesomeが、重要なキーポイントですね。 芭蕉はこの二つの単語を使わずにこの味を出していますが、、、超人芭蕉と同じに英語でも、使わないなんて考えは無謀! やっぱり三段構造で、 芭蕉の俳句→感じた事→英語で書く ですね! Unnoticed except an accidental visitor 世の人なんて、英単語で『直訳はできるけど、意味までこの状況で同じ単語は無い』と思われるものを (ここで「世俗的人には見えない」と訳そうとすると「魔法がかかっているのか」と誤解されそうな文章ばかり思い浮かんで、私は困りました。) 此処でも、見事に三段構造で訳して解決されたんですね! 単語のニュアンス注釈にも感謝します。 <「west」+「tree」=「栗」も押しつけがましいサービス精神で、、、、持ってけ泥棒!> これは、英語では不可能だと思っていたのですが、、、、すごい! いつのまに! 改めて読み返してみると、、西方浄土の雰囲気も主張しすぎる事無く芭蕉の「西+木=栗」くらいに『微かだけどいい味』出ていますね。 <俳句は苦手じゃ、やっぱり都々逸じゃ、、、> え、ドイツですか!? (←冗談です。) 回答者様も都都逸が好きなんですか、、、私にこの鍛錬法を伝授してくれた方も都都逸が好きなんですよ、、偶然ですね。 ご多忙の中ご回答ありがとうございます。