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バネにつるしたおもりと、単振動・正弦波との関係
おもりをばねにつるして、一定の力を加えて離すと、単振動をする。 この伸び(縮み)と時間との関係は、サインとラジアンの関係に等しい。 という記述が参考書にあったのですが、どうしてそのような関係が成立するのでしょうか。 物理を2週間前に始めて、今日から波動の分野に入った初学者です。
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こんばんは。 復元力(真ん中に戻ろうとする力)は、変位(真ん中からのずれ)に比例し、両者の向きは逆になります。 - 復元力 = ばね定数 × 変位 - 質量 × 加速度 = ばね定数 × 変位 記号で書けば、 -ma = kx a = -k/m・x です。 ところが、加速度aというのは、xを時刻tで2回微分したものです。 d^2 x/dt^2 = -k/m・x ですから、xをtで2回積分したときに、-k/m・x の形にならないといけません。 簡単のために、k/m = 1 だとすれば d^2 x/dt^2 = - x 「2回微分したときに、単に、元の姿にマイナス符号がついた形になる」 という関数を思い浮かべましょう。 (sint)’= cost → (cost)’= -sint (cost)’= -sint → (-sint)’= -cost (e^(it))’= ie^(it) → (ie^(it))’= -e^(it) ここで、tは sin や cos の中身になっていますから、当然、ラジアンに相当します。 >>> おもりをばねにつるして、一定の力を加えて離すと、単振動をする。 この伸び(縮み)と時間との関係は、サインとラジアンの関係に等しい。 これは、厳密には間違いです。 なぜならば、離す瞬間においては、ばねは伸びていますから、 t=0 のとき 変位が0ではないからです。 ですから、サインではなくコサインですね。 以上、ご参考になりましたら。
お礼
忙しかったため、遅れて申し訳ありません。 わかりやすい回答ありがとうございます。