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toとforのニュアンスの違い
英語のtoとforのニュアンスの違いが分かりません。 例えば、 I took a delicious cake to her. I took a delicious cake for her. それとか、 The plane for Japan is ready to take off. The plane to Japan is ready to take off. や、 I went to the office to work. I went to the office for working. など、上記の例文は自分で考えたものなので 間違っている文や不自然な文もあるかも知れませんが、 とりあえず、toとforのニュアンスがわからないのです。 『これってtoでもforでもどっちでもいいよなぁ…』 という時がたまにあります。 なので、上の3つの文のそれぞれの違いについて教えていただき、 自分で英語を話したり、読み書きしたりする時に どのように使い分けたら良いかというポイントを 教えていただけると非常に助かります。 皆様、どうぞご教授のほど宜しくお願い致します。 m(_ _)m
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簡単に考えれば、toは方向、距離、動きを表し、forは何か/誰かのため、関してと考えれば半分以上は解決できるかもしれません。 I took a delicious cake to her. というのは、「彼女に美味しいケーキを持って行った」という意味ですが、何故そうしたかという理由は、命令されたから、頼まれたからとも考えられますから、自分から「そうしてあげたい」という気持ちが文面に表れません。 I took a delicious cake for her. この場合tookは意味は通るにしても、上記の意味とは違ってきます。上の文では「持って行く」という意味が、ここでは「選ぶ」と解釈しなければ文法的に正しくなくなります。前記のようにtoには動きを表し、「持って行く」という意味で使う場合には、toのみ正しくなります。しかし、二番目の文でも「彼女のために美味しいケーキを(色々種類がある中から)選んだ」と解釈できます。ですからこれには「彼女」に対する心遣いが伺われます。 日本では、the plane for Japanも the plane to Japanも正しいとされているのかもしれませんが、アメリカでは後者のみ使います。これも方向、動きを表すものだからですね。Forは’bound for’から由来するものだと思いますが、言語には合理的というか怠け者のアメリカ人はforは見捨てています。 I went to the office to work. 同じ事を繰り返すようですが、これも動き、方向を表し文法にかなっています。 I went to the office for working. これは文法にかなってはいるものの、ネイティブからは聞けない英語です。何故ネイティブこのような話し方をしないかというと、不自然だからです。日本の英語教育では文法が重視され、文の書き換えなども頻繁に教えられているようですが、文法にかなっていれば正しい英語、とは限りません。言語学の教師が挙げた例では:The green dream slept viciously. 夢には天然色、白黒とありますが、グリーンはあまり聞かないですね。また「夢」は生き物ではありませんから「寝る」という行動もとれませんし、「寝る」という動詞に「残酷に」という副詞もつけられません。これは文法上では正しくても、意味の面ではナンセンスになってしまう例です。 確かにtoはfor似たような文に見られるので学生として勉強している方達には曖昧な部分があるかもしれません。Thanks to~というのは、「~のおかげで」という事ですし、Thank you for looking after my cat while I was out of town.と言えば、「留守中猫の面倒をみてくれてありがとう」ということです。外国語を学ぶ学生にとって大事な事は実生活で使われている言葉に触れて、その環境の中からニュアンスをつかみ取っていくという事だと思います。勉強頑張ってください。
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- 06miyachan
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to は that と同じ語源から来ているので、「それだけ、そのものだけ」という意味があります。日本では、「方向としてのto」から説明されているために、誤解されやすいのですが、「to Tokyo」というのは、「東京以外は行かない」という意味があります。「東京そのもの、東京だけ行くのだ」という意味です。 これに対して、「for」は、いくつかの一つという(区切られた)という意味があります。たとえば、「office for working」というのは、「仕事場としても使われる、休憩場所としても使われる」、つまり、他の用途もあり得るというニュアンスがあるのに対して、「the office to work」は、「仕事場としてのみ」というニュアンスがあります。 ですから、次の文も a) I took a delicious cake to her. b) I took a delicious cake for her. a)は、彼女のみ、というニュアンスがあり、b)は、他にもいるが、彼女のために、他の人より優先する形で、というニュアンスがあるのに気づいてください。 では、英作文で使うときは、どっちにするのか? といえば、「to」が、現在時点のみの特殊な状況を示すのに対して、「for」は、過去から続いている事柄に対して、一般的な陳述を示すと考えてください。 「to」というときは、「他にはない」という意識があり、「for」は、「他にもある」という意識があるのに気をつけてください。 a) The plane for Japan is ready to take off. b) The plane to Japan is ready to take off. a)が、ありふれた、定期的な運行(いつものどおりに、たまたま日本へ行くダイヤル)を指しているのに対して、b)は、目の前の航空機が、「日本行きである」という意識があるのに気づいてください。 このように、「to」は、「そのものだけ」という「that」の意識があるのです。「for」が「期間」を示すのも、「時間を区切る、分ける、他にもある」という意識があるためです。
お礼
06miyachan様 分かりやすいご回答ありがとうございます。 >to は that と同じ語源から来ているので、「それだけ、そのものだけ」という意味があります。日本では、「方向としてのto」から説明されているために、誤解されやすいのですが、「to Tokyo」というのは、「東京以外は行かない」という意味があります。「東京そのもの、東京だけ行くのだ」という意味です。 >これに対して、「for」は、いくつかの一つという(区切られた)という意味があります。たとえば、「office for working」というのは、「仕事場としても使われる、休憩場所としても使われる」、つまり、他の用途もあり得るというニュアンスがあるのに対して、「the office to work」は、「仕事場としてのみ」というニュアンスがあります。 なるほど、toとforにはそういう原意があったのですか。 確かにそれを覚えておくとかなりきちんと使い分け できそうですね。 大変参考になりました。 m(_ _)m 皆様のご回答でかなり分かりやすくtoとforの使い分けを 知ることができました。 これからは会話時や、読み書きの時に皆様が お教えいただいたことを思い出しながら 勉強や仕事に励もうと思います。 本当に皆様ありがとうございました。
- ebaramachi
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先ほどのN0.4です。 書き忘れました。 tell以下の動詞のところですが、tellからshowまでは第3文型に書き換えるとto、have以下はforになります。
- ebaramachi
- ベストアンサー率46% (40/86)
大変面倒でかなりの方が弱っている質問内容と思います。 私自身、自信はありません。N0.2の方がいい答えをされています。 映画などで「一杯おごってよ」を"Buy me a drink."と言っていますが、この場合対象者がじかにそこにいます。 大学生の時に、to はもともと「そこから出発してある地点(目的)に向かう」の意味が原義。したがって、To Tokyoなら「東京へ一直線に」という意味あいになる。For Tokyoなら「東京方面へ」ということだと習いました。しかし、それでもすっきりしません。 I'll give her a birthday present tomorrow. はI'll give a birthday present to her tomorrow.に書き換えができます。I'll buy her a birthday present tomorrow. なら I'll buy a birthday prsent for her tomorrow. となります。 例文のI'll give a birthday present to her tomorrow.は、いかにも彼女に面と向かって直接手渡す場面が想像できるが、I'll buy a birthday prsent for her tomorrow.となると、買う場所に彼女がいないかまたは居ても面と向かってではなく何となくワンクッションあるような気がする。 toやforに書き換えのきくいわゆる二重目的をとる動詞は仕方なく歌の形にして覚えました。 tell, give, write, teach, send, show, ask,have,get, read, buy, make。 tellのところを2回繰り返し、「テルテル坊主」の節で覚えました。ただし、askの場合、to,forともに使わずofになりますからご注意を。 以上、参考になればと思いながら。
お礼
ebaramachi様 ご回答ありがとうございます。 >大変面倒でかなりの方が弱っている質問内容と思います。 まったくその通りだと思いますが、 検索してもあまり出てこなかったので こちらで質問させて頂きました。 toは面と向かってで、forは不在かワンクッションある場合ですね。 なるほど。 ebaramachi様も このtoとforを使い分けるのには苦労されたようですね。 歌も参考になりました。 m(_ _)m
- ecoshopQ
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覚えておくといいのは、toはかなりはっきりした 目的がある場合に使います。forの方は、何か義理 のような外的要因で目的を表わすときに使うとい うことです。こういう使い方は、ごちゃごちゃ説明 されても結局身に付きません。
お礼
ecoshopQ様 ご回答ありがとうございます。 toははっきりした目的がある場合で、 forは義理的な外的要因のようなものがあるときに 使うのですね。 ありがとうございました。 会話や読み書きをするときには、 そのことを忘れないようにしたいと思います。 m(_ _)m
- kirksville
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>to とfor の使い分けの全体を説明すると長くなってしまうので、部分的な説明だけにしておきますが・・・ >多分、紛らわしいのは、第4文型の文を第3文型にするときにでてくるto とfor の使い分けでしょう。 例えば、I gave him a book. ( I gave a book to him.) と、I bought him a book. ( I bought a book for him.)なんかですね。高校の文法では前者はgive型(toを使うもの)、後者はbuy型(forを使うもの)として、分類されています。高校の参考書ではそれを「暗記しなさい。」というだけしか書いてないので、とてもそんなことまで覚えられないというようになってしまうのですが・・・・ >でも、大体はこうであるという法則はあるんです。 例えば、I gave a book to him. の場合、彼のところまで、本が行かないとgiveという動詞は意味をなさないのです。言い換えれば、himがなければgive(与える)という動作は成立しない。そんな場合はtoを使います。give型には他に、teach などがあります。 一方、buy型のI bought a book for him. の場合。彼がいなくても、buyという動作は完結します。buy型には他に、makeなどがあります。 >ただし、これは「原則」で、例外もチラホラありますから、そのつもりでいてください。言葉は数学とは違って、例外だらけですから、むずかしくて面白いんでしょう。 参考になれば幸いです。
お礼
kirksville様 お忙しい中、ご回答どうもありがとうございます。 toは相手がいないと使えないというのは初めて聞きましたが、 かなり納得できました。 確かに、toという単語を導く動詞はそんな感じの動詞が 多いような感じですものね。 ご回答ありがとうございました。 m(_ _)m
お礼
miknnik様 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 深夜に素早いご回答ありがとうございました。 なるほど。 ケーキのところの話でかなり分かりやすく 理解することができました。 The plane for ~はアメリカでは 不自然な表現になってしまうのですね。 大変勉強になりました。 m(_ _)m