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移動の前置詞 for と to
移動の前置詞 for と to 文法書には、 to : ~へ到達している、というニュアンス for : ~の方向へ到達しているか分からない、というニュアンス というような解説を見掛けましたが、 Our flight was on the runway waiting for take off to London. というような目的地に未到達の場合に「to」を用いている文章を 時々見掛け混乱しています。 解説をお願いします。
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手元の辞書の解説による以下のようになります。 to : (方向)(接近して到達する点・人・場所または物への運動・ 方向を示して)…へ、…に、…まで、…の方(向)へ(に) for : (行き先・方向)…に向かって(in the direction of) ここでは到着しているか、未到着であるかは重視されていません。 最終的に到達することが強調されているか、不明かの違いです。 'to~' の場合は、目的地が強調され、最終的にはそこに到着する ことが示されています。 それに対して 'for~ の場合は、目的地は強調されず、方向が 示されているに過ぎません。 乗り物の行き先を示す場合に 'for' を使うのは、電車やバスなどの 交通機関では終点まで乗る人よりも、途中で下車する人が多い ことを想定しているからだと思います。 飛行機では途中で立ち寄る場所が少ないため、始点から終点まで 飛ぶことが強く意識されます。行き先を示す場合には、先発の 交通機関である列車やバスの表現方法に習い、'for' を使って いますが、個別のフライトでどこへ飛ぶかを示す場合には 'to' を 使うのだと思います。
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- yumetanosi
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質問者が混乱するのも無理がありません。to/for に関しては英語国民も混乱しています。googleの調査によると UK(英国では) for を多く使い、アメリカでの forが多く、NZ(ニュージーランド)では 半分に分かれています。 ただこの対象文は I arrive late for work. I arrive late for work. It is useful for me. It is useful to me. に属する使い方に限定されています 私も英語に常日頃接し長柄、45年になりますが、これをネイティヴと論じると個人差なのか地域差なのか意見は様々であり最終どちらを採用するかは、多数決(笑い)になります。一つ言えることは、時制(現在、過去など)には無関係であることです。大きく関係あるのは 動作には関係があります。 また、もう一つ共通の点は to は到達点、for 利益、関心を示唆しているということです その意味合いから It is important for me. It is important to me. はどちらの違いはないと受け止められています It is useful for me. It is useful to me.にも違いはないと受け止められています。 違いが出るのは I wrote to her. 私は彼女に手紙を書いた。 これは彼女に当てて手紙を書いたということで、届いたかどうかは問われていません。 I wrote for her.私は彼女に有益な手紙を書いた。 内容が彼女に役に立つと思う手紙を書いた。これも届いたかどうかは問われていません。 to は発送したという事実。for は利益、関心ごとの答えになると思われる手紙(彼女のために)に相当します I bought a present for her. は彼女に代わって(忙しく買えないような場合) 彼女のために(彼女が関心あると思われる贈り物) I will fly to London next week. 私は来週ロンドンへ行きます。 I am on the way to London. 私はロンドンへ行く途中です I have been to London. 私はロンドンに行ってきた I will leave for London next week. 私はロンドンに向けて出発する。 =I will go to London next week. *行動を取るという意味で共通の概念 I went to Osaka last week. 私は先週大阪へ行った。 I left for Osaka. 話者として誰かに伝えるには不自然。 小説や回想録で使われる He left for Osaka. は自然 彼は大阪に向けて立った ここでもわかるように to は目的地に到達することを意味しています 一方 for は関心、~の目的で、という意味合いで使われています。 He arrived late to work again. He may be fired. 彼はまた仕事に遅刻してきた。首になるかもしれない。 (arrive late at the work place)職場に着いたのが遅かった He arrived late for work again. He may be fired. (=He was late to begin the activity called 'work' at the set time.) 彼は決められた時間に仕事を始めるのに遅れた 仕事をしてもらうことによる利益は彼にはないから、首になるかもしてない。という意味です 彼はまた仕事のために遅刻し他。首になるかも知れない。 これが大きな違いです。 I went to the park. I went for the park. 調査に照らし合わせれば、どちらも使えます to the park は公園に到着したことを言っています for the park は公園で公園のために何かをするために行った 、目的地は公園ではなく、公園がある方向へ行ったとも捕らえられるという感覚です 利益という意味では共通の概念を英語国民はもっています。 私は45年英語国民といても、その感覚は正確には得ることが出来ません。外国語は永遠に外国語なんです。それは日本語の方言に似ていて、理屈で説明されても感覚的には捉えられないのと酷似してます。 英語の経験を積み重ねて、自分なりの受け止め方を深めるしかないと思います。しかし、他人には断定的に言えないことがことが多くあります。それが言語です
お礼
yumetanosiさんに私の「to、for」問題に回答して頂くのは3回目ですね。本当にありがとうございます。書いて頂いた文章を読み、私も未熟ながら英語の経験を積み重ねて自分なりの受け止め方を深めて行けたらいいなと思いました。 ありがとうございます!
- nananotanu
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過去形ではないので、未だ到達していないだけです。飛行機がロンドンにつくことは、(よほどの緊急事態がない限り)モウ、決まっていることですよね?(時間が経ちさえすれば着く) 以下が参考になるかも(長いけど、巧くURLが表示できるかな?) http://wiki.livedoor.jp/onishi_eah1/d/2695.%A1%D8for%A1%D9%A4%C8%A1%D8to%A1%D9%A4%CE%B0%E3%A4%A4%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6(EAH)
お礼
ご回答ありがとうございます!
お礼
実は何故、バスの行き先は「for」で表され、飛行機の行き先が「to」で表されるのかも、かなり疑問を感じていました。今回の解説で、私のこれまでの移動に関する「to」「for」の考え方を修正できた上、密かに深く疑問を感じていたバス・飛行機問題も解決し、とてもスッキリした気持ちです。 どうもありがとうございます!!