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トンネル確率と抵抗or抵抗率の関係
ある絶縁体を薄く挟んだときトンネル確率によってその抵抗が決まるわけですが 例えばトンネル確率が1ということは、抵抗ゼロということになりますが、トンネル確率が0.5の場合はどうなるのでしょうか? つまり、1A流したとき0.5A流れる。 一方で普通の抵抗は抵抗の前と後で電流量というのは変わらないはずです。 ということは一体どういう方法でトンネル確率と抵抗を関係づけることが出来るのでしょうか?
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あるトンネル確率のときに、たまたまトンネル現象が起きて、キャリアがポテンシャル障壁の向こう側に行ってしまえば、こちら側のキャリアはその分減るので、その分、こちら側のポテンシャルが下がります。 すると、ポテンシャル障壁の高さが高くなるので、トンネル確率自体が下がってしまいます。 逆に、トンネル現象が起きないでいると、こちら側にはどんどん電流が流れ込んできますから、こちら側にたまっているキャリアがどんどん増えていって、その分、こちら側のポテンシャルが上がります。 すると、ポテンシャル障壁の高さが低くなるので、トンネル確率自体が上がります。 というわけで現象論的に言えば、実際の抵抗は、電流によるポテンシャルの変化と、それによるトンネル確率自体の変化とのつりあいで決まります。
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- bibendumbibendum
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回答No.2
ポテンシャルを透過する確率が0.5ということは 右から左に透過する電子の確率が0.5 左から右に透過する確率も0.5ということで トータルの電流は0になります。 電流を流すためには障壁の左右で電位差が必要です。 電位差がある時の振る舞いは、例えばエサキダイオードみたいに なると思います。 エサキダイオードを検索してみてください。