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電気探査 絶縁体 抵抗

電気探査において,大地に電極を差し込み抵抗を測定することで,地層の調査を行うという方法を知りました.抵抗値測定の際,岩石などが絶縁体となるため,岩石(絶縁体)が存在すると抵抗値は高くなります.このとき,電流は絶縁体に流れることはないので結局抵抗値は変化しないのではないかと思いました.なぜ,岩石が測定範囲に存在すると抵抗値は大きくなるのでしょうか?等価回路や式などなんでもかまいませんので説明していただけると幸いです.よろしくお願いします.

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  • asmasa
  • ベストアンサー率29% (18/62)
回答No.2

岩石などを簡単に絶縁体としていますが、それは荒っぽい説明用ですね。 完全な絶縁体ではないですが、他の土などに比べて抵抗が大きいという意味ですね。 測定する2点間の抵抗というのは、どういうものになるか考えてください。 単純に考えるために、地面を縦の断面という様に考えた場合。 簡単にわかりやすく説明する等価回路は、 電極間の直線の抵抗。 電極間を、下側に1mの弧を描く間の抵抗値。 電極間を、下側に2mの弧を描く間の抵抗値。 電極間を、下側に3mの弧を描く間の抵抗値。 電極間を、下側に4mの弧を描く間の抵抗値。 電極間を、下側に5mの弧を描く間の抵抗値。 ・ ・ ・ の合成抵抗というのがわかると思います。 単なる直線間の抵抗ではなく、複数の抵抗が並列して接続しているのと同じことがわかると思います。 この間に、抵抗値の違うものがあれば、変化を見ることができます。 説明は縦の平面ですが、実際には三次元ですけどね。 その複数の並列している抵抗の中で、抵抗値が違うものがあれば、数値が変わりますので、見つけることは可能ということです。 電気は、直線にしか流れないわけではありません。 なので、こういう形で広がって流れたりもしますので、こういう調査などでも使えるわけです。

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