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戦後の日本経済 : 復興期

敗戦直後の日本経済は「軍需中心」の日本経済を「民需中心」へ改革したとのことですが、「軍需中心」というのは、 言葉の意味はわかるのですが、あまりパッとしません。いったいどういうものだったんでしょうか? 軍や国からの需要しかなかったんでしょうか?何か具体的な例を教えていただけたらありがたいです。

みんなの回答

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

たとえば 鉄 戦争中は兵器のために使われました。 兵器用の鉄と言っても 鉄は 鉄で 兵器以外で使えば?と普通は思いますが、兵器用の鉄は、特殊でとても高級です。鉄板とか鉄柱というのは 単に Fe で できているのではなく、いろいろな成分が混ぜられます。そして、均質に混ぜないと、兵器という高級品には使えない。 なので、戦後沈没した戦艦を引き上げて、高級な鉄を売るという商売がありました。 東京タワーは、戦争中の軍需用の鉄で作ってあります。あのような高級な鉄は、すぐには手に入らないのですが、戦艦を造るために造ってあった鉄があったので、東京タワーは建てることができました。 ということは、1958年 十年近く その鉄は使い道が無く、ほっておかれたわけです。 これが 軍需と民需の違いでもあります。20年くらい前までは高級な軍需品からの民需への技術移転がありました。 今は逆ですね。大量に安定した品質の民需品が軍需品として使われる。たとえばGPSシステムとか。

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