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第二次世界大戦後の日本について
日本が敗戦後にGHQによって占領統治されていたことは有名ですが、実質的に支配していたのは連合軍、というよりもアメリカという印象があります。 これはなぜでしょうか?ソ連や中国などの国がこれに強く介入する余地がなかったのでしょうか? また、ドイツ、イタリアにおける敗戦後の占領統治についてのあらすじなども簡単におしえていただけるとうれしいです。 どうぞよろしくおねがいします!
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質問者が選んだベストアンサー
日本の占領前、ドイツでは連合国が分割して占領に当たっていたのですが、ソ連と他国との関係が悪化、ソ連占領地域を中心にその後の東側諸国の基礎が作られつつありました。 日本の占領に当たっては、共産主義の拡大をきらった米国が、単独で占領する方針としていました。 ですので、ソ連をできるだけ排除するよう工作したのです。 中国は、日本に勝利したといっても軍事的に勝利したわけでなく、また国民党と共産党との対立もあって、日本占領に向かう余力はありませんでした。 こんなあらすじです。
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- tanuki4u
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回答No.1
実際に戦闘して、勝ったものが占領する。実績主義ともいえます。 これが基本です。 日本:闘っていたのはアメリカだからアメリカが占領。 中国東北部、つまり満州と、千島はソ連が軍事的に占領。 朝鮮半島は、実際にアメリカ軍ソ連軍も来ていなかったので、真ん中に分ける。 イタリアは、ファシスト政権を倒して、最後は連合国側に立って闘っていることになっているので、戦後占領はありません。一部ユーゴとの国境部分でありましたが。
質問者
お礼
なるほど。 思想ややり方の違いはあれど、占領という目的に関しては勝戦国も敗戦国もたいした違いはないのですね。 ありがとうございます。
お礼
ドイツの東西分裂は連合国側の都合に原因があったんですね。 アメリカが日本を独占的に占領した背景もよくわかりました。 回答どうもありがとうございます。