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防衛機制の犯罪との関わり

防衛機制による犯罪の具体例を知りたいです! 中でも、抑圧、否定、摂取、同一化の4つについてどのような犯罪を引き起こすのか、またその事件の実例などがあれば知りたいです。

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  • hakobulu
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回答No.2

防衛規制というのは、自己のアイデンティティを守るために自我によって取られる手段と捉えています。 【抑圧】 の典型は、主に幼少時における、(これも主に)親から受けた理不尽な仕打ちを、無意識のうちに封じ込めてしまうことです。 親に対して正当な抗議ができない。 これが抑圧の本質と言えるでしょう。 ある理不尽さは、抑圧されたとはいえ消滅したわけではありませんから、必ず後日表面化して、自分が受けた理不尽の代償を求めるようになります。 そうしなければ生体としての自身を守ることができないからです。 その対象の殆んどは元凶である親ではなく他人であり、その結果としての事件は枚挙にいとまがないでしょう。 むろん、直接的に親に向かう場合もあるわけで、それらを含めると、大部分の犯罪が抑圧から発していると言っても過言ではないように思われます。 卑近な例では秋葉原の事件もそうでしょう。 よくはわかりませんが、あの甘ったれた殺人者は親に対してはいい子だったのではないか、という推測を私はしています。 彼を擁護する人は、彼同様、根本的に親を絶対視している人であり、親に従順であること、あるいは服従することだけが唯一、自らの自我確立基盤となっている人でしょう。 自らの手で人生を切り拓くことを放棄した、あるいは放棄させられたことに気づいていないわけです。 【否定】 というのは、受け入れがたい事実を事実として認めない、ということだと思います。 嘘の上塗りによって起きる事件も数多くありますが、そのあたりが該当するのではないでしょうか。 【摂取】と【同一化】 は、私の理解の範囲では同じものです。(確信は持てませんが) 自分の望む人と同じ要素を自分の中に取り込もうとすることです。 その人物になりきることによって、自らの欲求を満たそうとする。 男の子がよく「大きくなったらお母さんと結婚する」などと言いますが、お母さんにはお父さんという配偶者がすでに存在しており、結婚は無理だと悟る。 そこで、お父さんと同じになればお母さんと結婚したことになる、などという思考回路のことだと思います。 あとは、大ファンのアイドルと同じ服やバッグなどを身につけたがる、などもそうでしょう。 具体的犯罪例については、ストーカーぐらいしか思い浮かびませんが・・・。 以上、一素人の覚書です。 学問的根拠はありませんので悪しからず。  

a1ue0
質問者

お礼

hakobuluさん 丁寧に書いて下さってありがとうございます<m(__)m> とても参考になりました!!

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回答No.1

あなたが使っている教科書名は? レポートはいつまで?