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建設業の税抜き財務諸表への組み換え
建設業の経理を担当しています。 これから決算変更届や経営審査の手続きをしなければなりません。そこで、決算用の税込財務諸表を経営審査用の税抜財務諸表に組み替えをしようとしたところ、消費税の処理で困っています。 税抜財務諸表では、消費税の項目が使えないようです。貸借対照表の「未払消費税」の金額と、「仮受消費税と仮払消費税の差額」をどの項目で処理したらよいのか困っています。 どなたかアドバイスを宜しくお願い致します。
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借方 仮受消費税 ××× 貸方 仮払消費税 ××× 貸方 租税公課 ××× (税込財表の消費税額) (未払消費税はそのまま) という仕訳を起こして、このとき生ずる貸借差額を「雑収入」または「雑損失」として処理されてはいかがでしょうか。 この結果、税込の当期利益と税抜後の当期利益が一致すれば問題ありません。
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- minosennin
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税込の当期利益と税抜後の当期利益が一致ない原因は、車両運搬具購入分の税抜だと思います。 貸借対照表の車両運搬具が税込と税抜きとで違うため、損益にシワよせされるのです。 対策としては、車両運搬具を税込にもどすしか方法を思いつきません。そのためつぎの仕訳を追加されればよいと思います。 車両運搬具 ××× 雑収入 ××× そちらの数字を見たうえではないので、自信はありませんが、これでピッタリ合うのを祈るのみです。
お礼
そうですよね。私もその方法しか思いつきませんでした。 頼もしいご意見ありがとうございます。 車両運搬具 ××× 雑収入 ××× と仕訳をすると、当期利益はピッタリ合います!! これで気持ちが楽になりました~。 本当にありがとうございました。 いい勉強になりました。またわからない事がありましたら、 宜しくお願い致します。
- minosennin
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税込経理方式の場合は、仮受消費税、仮払消費税が計上されないので、別途に年間の消費税額を計算して 借方 租税公課 ××× 貸方 未払消費税 ××× として計上します。 (決算用の税込財務諸表には、この形で計上されていると思われますのでご確認ください。) これは、税込経理の場合のみに適用される方法です。税抜経理の場合は消費税が「租税公課」として処理されることはありません。 お尋ねの「貸方の租税公課は税込財表の消費税」とは、上記仕訳の借方租税公課を取り消すために貸方に仕訳するという意味です。
お礼
どうもありがとうございます。 わかりやすい説明に感謝いたします。 早速、借方 仮受消費税××× 貸方 仮払消費税××× 貸方 租税公課 ××× という仕訳をし、少しの差額は雑収入としました。 そうしたら、貸借の当期利益はぴったり合ったのですが、税込の当期利益と税抜後の当期利益が一致しませんでした。どうも税込と税抜の「車両運搬具」の金額の差の分のようです。これはどういうことなのでしょうか???
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 申し訳ありません。もう少し詳しく教えて下さい。 貸方の租税公課は税込財表の消費税とありますが、何のことかよくわかりません。借受消費税と仮払消費税の差額というわけではないみたいですが。 未熟者ですみません。 宜しくお願い致します。