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漢詩
漢詩「青山原不動 白雲自去来」の作者を教えてください。
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- Samantabha
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回答No.1
「青山元不動、白雲自去来」(“原”→“元”)でしたら、霊雲志勤禅師の言葉だと思われます。 ただ、禅僧の言葉には、それ以前に存在する漢詩からの引用がたまに見られます。ですから、この言葉が霊雲志勤禅師のオリジナルなのか、あるいは他の誰かの漢詩からこの言葉を引用したのかまでは分かりませんでした。 霊雲志勤禅師は唐代の人ですが、詳しい生没年は分からないようです。 上記の「青山元不動、白雲自去来」は、1253年に刊行された『五灯会元』巻四に載っています。 あと、蛇足ですが、「青山元不動、白雲自去来」の読み方、意味は以下のサイトに書いてあります。 ↓ http://www.rinnou.net/cont_04/zengo/060901.html この他、「青山元不動」で検索すると、結構ヒットしました。私はお茶に関しては疎いので知らなかったのですが、お茶席のお軸でよく用いられる言葉のようですね。
お礼
以前から気持ちの中に解明されず、ずーと困っていました。教えていただき、本当に感謝しています。 実は、この漢文を「書」にして額縁つきで送ってくれた人(故人)がいて、(私の教員時代の学校の校長でした) その時に、聞いてておけばよかったと今になって後悔していました。 ありがとうございました。 6,2,2008 pipaoi