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古池や・・・
「古池や 蛙飛び込む 水の音」という芭蕉の有名な俳句ですが、これは切れ字があるところから、「古池」に作者の感動が集まっているのだとわかりますが、なぜ、「古池」に芭蕉は感動したのでしょうか?? 蛙は実際に飛び込んでいなく、蛙が飛び込む音が聞こえるくらい、古池が静かなのだと聞いたことがありますが、本当でしょうか? よろしくお願い致します。
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- FUJI_104
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回答No.3
芭蕉は自分の俳句の推敲を何度も重ねていたようです。 有名な「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」という句も、 「山寺や 石にしみつく 蝉の声」 ↓ 「さびしさや 岩にしみ込 蝉のこゑ」 ↓ 「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」 と変化して言ったそうです。 今回質問された「古池や 蛙飛び込む 水の音」という句も、元々は「山吹や 蛙飛んだり 水の音」だったのが推敲した結果今の形となったと言われているようです。 また実際に蛙が飛び込んだかどうかについては、実際に飛び込んだというのが定説ですが『古池に蛙は飛びこんだか』(著者:長谷川 櫂)と言う本では他の解釈が示されています。(質問者様の言う「蛙が飛び込む音が聞こえるくらい、古池が静かなのだ」という解釈とはまた違うのですが…) http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E6%B1%A0%E3%81%AB%E8%9B%99%E3%81%AF%E9%A3%9B%E3%81%B3%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%8B-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E6%AB%82/dp/4760218076