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この和歌の意味を
源兼氏朝臣の「老いぬればしのぶべしともしらざりし わがいにしえぞ さらにこいしき」 「しのぶべしともしらざりし」の解釈をお願いいたします。 ついでにもう一つ。「いにしえのみちをきいてもとなえても わがおこないにせずばかいなし」?? この作者は誰でしたかね?
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- unemerdedechien
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老後の辛さ苦しさ悲しさを想像することすらできなかった昔に帰れるものなら帰りたい。耐えれば耐えるだけその思いはまさりゆくばかり、が全体の歌意でしょうな。特別な事情がなければそうとより受け取りようはありませぬ。 しのぶべしとはしらざりし、に限ると、というか限るわけにはいかないものの、ご要望ゆえ沿うよう努めるましょう。老後すなわち悲惨、とは思いもしなかった(能天気な若い頃に戻りたい)、です。あれ、違うな、「老後の苦しみが不可避であるとは知らなかった若年」、ん、これでも駄目だな、どうしてそんな変な区切り方をしますかね。「耐えねばならぬとは知らなかった」ですけど、これで分かりますか。いや、だいたい分からないから質問するはずなのに、どうして勝手に切りますか。ああ気持ち悪い。何に耐えるか、が疑問になるとすればなるはずです。老いぬれば、と書いてあるのだから、老いとともに特別な事情によって並行する苦労がない限り、老いが条件です。疑問の余地はありません。 簡単な歌です。どうしてこんなわかりきったことがわからないのかわりませんが、それなりの事情があるのでしょう。ですが、せめて表記くらいはきちんと書いてください。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
あまり自信がありませんが、 「年をとったら我慢しなければいけないとは知らなかった。昔の日々が、ますます恋しい。」 「にしえのみちをきいてもとなえても わがおこないにせずばかいなし」は、島津忠良(日新公)という方のようです。 http://homer.pro.tok2.com/sub12-5(irohauta).htm
お礼
早速お教えくださいまして有難うございました。 又、後段の和歌が島津日新斉のいろは歌であったとは!灯台下暗しでした。
お礼
大変に詳しいご解説を頂き感謝申し上げます。