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itの指すもの

If you are to know about the real world, it can only be by inferring things about it from the appearances.(実際の世界について知りたいと思うならば、それは、実際の世界がどうなっているのかを外見から判断することによってのみ可能となる。) この文で、最初のitは助動詞のare toのtoでもありto know~のto不定詞でもあto以下であることがわかります(これはロイヤル英文法で納得しました)。 しかし次のabout it~のitが何を指しているかわかりません。 わかりやすい回答よろしくお願いします。

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  • Wendy02
  • ベストアンサー率57% (3570/6232)
回答No.3

こんにちは。 『新・基本英文700選』の中の19番の構文ですね。 これについて、以前書いたことがあるので、また、少し書かせていただきます。 If you are to know about the real world, it can only be by inferring things about it from the appearances. 元の日本文は、「実在の世界について知りたいと思うならば,それは,実在の世界がどうなっているか現れ(見かけ)から推測することによってのみ可能となる.」 ご承知の通り、最初のit は、"to know about the real world" ということですね。 it ..... by inferring .... となっているからで、can only be のby inferring は、名詞句となっているので、be only by とはなりません。 次のabout it は、"the real world" です。 しかし、"infer things about it from the appearances." の " things about it" が目的語では、意味が通りません。"the real world" に、"appearance(外見)" があるかも疑問ですし、また、それを、infer (推論する)によってのみ可能とするのもヘンです。 しかし、元の文章は、「実在の世界」となっていますから、それは、"the real world"ですと、誤訳です。「実在」というのは、"the existence" といいますが、抽象的な概念で、元の日本文は、たぶん、哲学の考え方で、「経験によって知りうる概念」とかについて言いたかったのだと思います。しかし、英文では意味が取れません。 "the real world" というのは、「現実の世界」、「悲喜こもごもの世の中」、「大人の社会」のことです。それは、知るべくもありません。"This is the real world." (世の中ってそんなものなんだ)という時に使うのが、"real world" なのです。アメリカの有名なドキュメンタリーのテレビ番組、"The Real World" の題名は、そこから来ています。 受験用として、この構文自体を覚えるかどうかは別としても、受験用暗記構文としては難しすぎますね。*マーク付きなので、必ずしも暗記する必要がないとされていますが、実際に、その著者の解答は、満点ではないと思います。

その他の回答 (2)

  • d-y
  • ベストアンサー率46% (1528/3312)
回答No.2

もし、あなたが実際の世界について知ることができるとしたら、それは、実際の世界についてのさまざまな事柄を外見から推測することによってのみ可能である。 “it” = “the real world”だと思います。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.1

こんにちは。 ご質問: <次のabout it~のitが何を指しているかわかりません。> 前出の名詞the real worldを指しています。 1.about itはすぐ前の名詞thingsにかかる形容詞句です。 2.この部分の訳の流れは以下の通りです。 (直訳)「外観からの、それについての、事柄を、推論することによって」 →(意訳)「外から見たそれ(実際の世界)について推論することによって」 ご参考までに。

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