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disapproveは他動詞として使えるか
オンラインの英英辞典を見ると、disapprove に自動詞の意味しか認めていないものが幾つかあります。cambridge,oxford など。 どうしてなのでしょうか?
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他動詞用法はかため,場合によっては古めの用法だと思われます。 Oxford は自動詞・他動詞の別がわかりにくいですが,おなじみ OneLook で見れば,他動詞が載っている辞書がいくつもあります。 http://www.onelook.com/?w=disapprove&loc=scworef&scwo=1&ls=a 英和辞典でみればわかりやすいですが,ジーニアスでは disapprove の他動詞は「正式」となっていて,disapprove of ~が普通とあります。 (もっとも,approve では単に「正式」とあります) approve ですが,ジーニアスによると(4版では消えていますが,3版では) 「古」として approve oneself C「自分が C であることを示す」とあります。 1913 年の Webster http://machaut.uchicago.edu/cgi-bin/WEBSTER.sh?WORD=approve によると,SVOC の用法が出ています。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! 先日の私の好きな「突っ込み」ありがとうございました。 >オンラインの英英辞典を見ると、disapprove に自動詞の意味しか認めていないものが幾つかあります。cambridge,oxford など。どうしてなのでしょうか? 載せる必要がある、と感じないだけのことです。 見過ごしているとは決して思いません。 しかし、それほど使用率を認めないのでしょうね。 言い訳として「時間がなかった」と言うのは「時間がなかったのではなく、やる必要があると決められた時間内に入れなかった」と言う事ですね。 他にもっと大切なことがあったと言う事ですね。 辞書の製作も同じなのです。 決まりきった時間内で決まりきった人材で決まりきった予算で、そして売る対象となる決まりきった市場の中で「入れないと決めたもの」はとんでもないくらいあります。 2年ほど前のMerriam-Webster'sの新版で考えも呼ばない数の単語が載せられましたね。 新語だけでなく、載せる事の出来なかった単語も含まれたわけです。 辞書に載っていないから他動詞としては使えないと言うことでは決してありません。 この考えは、学校文法で教えないから間違いだとうそぶるのと同じレベルなのです。 だから、辞書にとよるのは危険だとも私は言うわけですし、辞書に出ているから・出ていないから、正しい・正しくない、と判断するのは良くないと言うことなんですね。 ですから、私としてみれば、この単語の他動詞として認めないと言う人がいるとしたらその人にはこの単語を使った表現力がないと言うことに過ぎないのです。 そして、どうしてないのかと言うとただ単に載せなかったと言うだけのことなのです。 簡易なエディションであればより乗っていないのではないでしょうか。 指摘・突っ込んでください。
No.2 です. ネット辞書ではありません. >なぜ、disapproveの他動詞表現が認められていないのか という疑問は成立しませんので.ご質問自体が成立しないのです. 以上で付け加えることはありません.
お礼
ありがとうございました。 Oxfordは、書籍版とインターネット版が内容が異なると言うことなのですね。 自分の手元にある書籍のCambridge International Dictionary of English には、やはり、自動詞用法しかないのです。 やはり手元にある書籍版のRandom Houseでは、他動詞用法が最初に載っていて、1.think something wrong, 2.decline to sanction となっています。 どうも不思議です。
- brahmy
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>自動詞の意味しか認めていない 「他動詞の項目がないこと」イコール「自動詞の意味しか認めていない」と解釈するべきではありません。単に記述していないだけです。 disapproveはその反意語であるapproveとともに,他動詞と自動詞の両方があります。 さらに,他動詞と自動詞で意味が異なります。 disapproveを自動詞で使うときはofの目的語になる「人」「考え(idea)」「行動」などを「悪い・よくないと考える」という意味です。 dispproveを他動詞で使うときは,目的語にくる「提案事項」を「承認しない」という意味です。 このようにdisapproveは自動詞・他動詞で意味が異なります。 以上のことを総合すれば disapprove of his ideaは正しいのですが。 disapprove his ideaは正しくないということになります。
補足
回答ありがとうございます。 しかし、論旨がよく分かりません。 >「他動詞の項目がないこと」イコール「自動詞の意味しか認めていない」と解釈するべきではありません。単に記述していないだけです。 では、We discussed of the matter.のような表現がOKということですか? >以上のことを総合すれば >disapprove of his ideaは正しいのですが。 >disapprove his ideaは正しくないということになります。 と言う根拠は、 >dispproveを他動詞で使うときは,目的語にくる「提案事項」を「承認しない」という意味 だからということでしょうか?それなら、 disapprove his proposal は、言えるということですか? 自分の疑問は、「幾つかの辞書で」、なぜ、disapproveの他動詞表現が認められていないのかということです。「一般に」他動詞表現が認められていないのはなぜかではありません。
Oxford にもありますよ.無いと断定するのは早いです. 例)A company may disapprove the transfer of shares.
補足
dis•ap•prove /'d{I}s{shwa}'pru:v/ verb [v] ~ (of sb/sth) to think that sb/sth is not good or suitable; to not approve of sb/sth: She wants to be an actress, but her parents disapprove. * He strongly disapproved of the changes that had been made. http://www.oup.com/oald-bin/web_getald7index1a.pl 自分が見るoxford の辞書には上のように載っています。上の説明では他動詞用法はないのですが。 URLを教えていただければと思います。
- ANASTASIAK
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disapproveは本来自動詞です。英文の構造的にはSVC構造を とり、それを規定するものとして前置詞で限定します。 したがって前置詞がなければ不完全な文となり、意味論的にも 不十分です。この形が前置詞の脱落とともにdisapproveを他動詞 としてみなす傾向をもつことから他動詞的な構造を許容するに 至っています。この傾向は一般的ではなく、厳密な構文解釈では 非文とされます。
お礼
ありがとうございます。 >disapproveは本来自動詞です。英文の構造的にはSVC構造を とり、それを規定するものとして前置詞で限定します。 「本来自動詞」と言う根拠が知りたいのですが。 同じくケンブリッジで、approveは、自動詞と他動詞が意味的に異なるものとされています。 * approve (GOOD OPINION) * approve (PERMIT) となり、good opinion の方は自動詞、permitの方は他動詞です。 この区分けは一応理解できます。しかし、disapprove of his idea のような使い方の代わりに、disapprove his idea と使うことが出来ないのは、やはり、ある意味、厳密すぎると言うか、どうも、ぴんと来ないのです。
補足
ありがとうございます。 他動詞用法が載っている辞書があるのは分かっています。ただ、幾つかの辞書で他動詞用法を認めていないので、なぜか、と感じているのです。 否定と言うのは、肯定に比べて、目的語をよりはっきりと必要とするような感覚があって、肯定で他動詞用法があるのなら、なぜ、否定で他動詞用法がないのか疑問なのです。 I like him to play tennis.が否定文では、I don't like him playing tennis. になりやすいというのが、その一つの根拠です。 もっとも、don't approveとdisapproveは違うのだとされるのかもしれません。 Cambridgeに従うと、approveがgood opinion の時、自動詞であるわけなので、disapproveがbad opinion の時、自動詞扱いと言うのは分かるのです。しかし、permitの意味でapproveが使えるのに、なぜ、disapproveが、don't permitの意味で使えないと幾つかの辞書がしているのか、それが疑問なのです。 >disapprove の他動詞は「正式」となっていて,disapprove of ~が普通 >「古」として approve oneself C「自分が C であることを示す」 >1913 年の Webster http://machaut.uchicago.edu/cgi-bin/WEBSTER.sh?WORD=approve によると,SVOC の用法 と言うことは知りませんでした。次の2点が、新たに、疑問として沸いてきました。 1.disapprove の他動詞は「正式」となっていて,disapprove of ~が普通ということは、「認めない」と言う意味が強すぎて、一種の丁寧語の意味で、「正式」とされているのか。つまり、I don't think he is...の方が、I think he is not ...より好まれるのと同じで、日常表現では自動詞表現で「認めない」を表現した方があたりがやわらかくなるということか。そもそも、don't approveでdisapproveの意味になるのに、disapproveが使われるのは、それだけ行為として独立して観察可能だったからであるはずで、それだけ強い意味付けがされたはずなのに、なぜ、他動詞用法が日常表現で回避されるのか、やはり疑問。 2.SVOCの表現形式は、口語表現に多く、口語表現に多いと言うことは、近代の用法に多くみられると思っていたのですが、それとは反対の現象が起こっているのですね。新鮮な驚きでした。昔の方が、SVOCの形は一般的により使われていたのでしょうか。 wind-sky-windさんのご回答をいつも詳しく拝見しています。最近、回答が少なくなっていて、大変残念に感じています。 重ねてありがとうございました。