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石膏デッサンが苦手です
石膏デッサンの練習をして、現在7枚目くらいです。 とにかく問題点は枚挙にいとまがないほどあるのですが、 特におおまかに面取りすることが苦手です。 面取り像のデッサンもやったのですが、自力で面を把握することか出来ません。 ポイントやコツを教えていただければありがたいです。 また面取り以外でもポイントやアドバイスがあればぜひぜひ教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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ちょっと難しい表現かも知れませんが、大まかな陰影と形(輪郭線ではなくボリュームも含めて)の両方の混合が、面の意識となります。 逆に正しい面の意識は三次元的な形の正しさにも繋がってきます。 という前置きは意識したうえで、自分なりにコツを言いますと 「薄目で石膏を観る」というのはいかがでしょうか。 目を閉じる寸前くらいまでの薄目で物を観ると、細かい起伏には目が行きません。 大まかな面がどちらを向いているのかを把握することができると思います。 もうひとつの方法として 「ずっと目を閉じていて、パッと一瞬だけ石膏を観る」というのもいいかも知れません。 人間は物を観るときに、瞬時に焦点を合わせているように思えますが、当然若干時間がかかっています。 この焦点が合う前の一瞬の印象というのは、その物の瞬間的な第一印象になります。 この時点での第一印象は大まかな形と量感(マッス)を捉えたものになります。 面取りの石膏を描くということも、上記2つのような色々な観方をする訓練のひとつです。 デッサンに於ける大事なことは、さまざまな観方で正確に把握し、自分の中で咀嚼したものを忠実に表現することです。 それは自分に対する厳しさをもつことであり、その後のどんな作品を創る際にも不動の礎となります。 デッサン7枚目の方には少々わかりにくいお話になってしまったかもしれず申し訳ありません。 これから何百枚とデッサンを描いていくことになると思いますが、その上で少しは参考になれば嬉しいです。 がんばってください。
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- wednesday9
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こんにちは 白い石膏像を鉛筆なり木炭で描くのは大変ですよね。 美大予備校→美大卒ですが、 面を把握できない時は、まず実際に像を触るといいですよ。 目ではわからない細かな変化がつかめます。 質問者さんがどこで描いてるのかわかりませんが、石膏が汚れて怒られると言う事であれば手袋着用で。 大きい形を手っ取り早く意識するには 黒ゴミ袋やグレーの紙等で石膏を包んだりして嫌でもディテールが見えないようにやってみて下さい。 まだ7枚との事ですのですので気長にいってくださいね。 予備校ではデッサン100や200で描いた気になるなって言われてましたよ~。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはりこまやかな形を把握するには実際さわってみるのがいいのですね。 色んな細部にふりまわされないようにトライしてみようと思います。 100や200で、って・・・ すごい世界ですね~。 あせらずがんばります。 ありがとうございました!
よくやる手なのですが、わざと強い光(スポットライト)を 当てて明暗を2つの階調に分解して面取りデッサンをしたり しました。自然光では階調が緩やか過ぎて整理が大変なので 認識し易くするのです。 同じように、薄いサングラスをかけて陰影を強調した画面をたまに 認識してやると、頭にイメージし易くなったりします。 また、石膏像の下に升目をかいた紙を敷いてx軸とy軸の交点を 取るように描いて輪郭の遠近を整理したりして描いていましたね。 面を意識するようになるにはなかなか大変ですから まずは正確な輪郭を取れるようにデッサンの精度をあげて、 つぎに絵の具などを使ってどのように面を整理し意識しなければ いけないかを考えるように段階を踏むほうがいいのかもしれません。 人によりますが・・・。 あまり、デッサンばかりを意識しないように。デッサンを どのように作品に反映させるかにほうが大事なのですが、 質問者さんがあくまでもデッサンにこだわるのであれば、 このアドバイスはあまり意味がないかもしれません。 あしからず。
お礼
回答ありがとうございます。 自然光での明暗は本当に諧調が弱すぎて 把握できないのです。。 なれないうちはコントラストを強くしてみるのも手ですね。 やはり面取りに関しては、とにかく描く枚数を重ねることなのですね。 近道はなさそうなので、教えていただいた点を意識しながら地道に体得してゆこうと思います。 デッサンばかりを意識しないように、というお言葉も 今の私にとっては救いのようにありがたい言葉です(笑 どうもありがとうございました。
- suunan
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デッサンの要素は「形」と「明度」の認識です。 形は、コピー紙に正方形・正三角形・円を フリーハンドでほぼ正確に描けるまで練習(10時間以上)しておくと、 複雑なモデルも図形との比較を組み合わせることで 認識できます。 明度は、かすかな厚みの塗り重ね回数の差によって表現します。 画面全体を常に二大別して、暗い方全面をかすかに塗ります。 二体別境界を移動してゆくことによって進行します。 いずれにしても石膏デッサンは一枚10~20時間かかるのであって、 スプーンで水を運んで大鍋を満たすような行為です。
お礼
回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってすみません。 苦手な明度認識も2階調を意識して、徐々に手を加えていけば つかんでいけそうですね。 図形の練習をしてみました。 根気良くやってみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 とても具体的なアドバイスで参考になります。 さっそくチャレンジしてみようと思います。 まだまだこれからではありますが、正確な描写力を養うために がんばろうごおもいます。 ありがとうございました! みなさまの親身なご回答本当にうれしくおもいます。 質問してみて本当によかったです。 ありがとうございました!