- ベストアンサー
円のベクトル方程式
高校数学Bからの質問です。 円のベクトル方程式“|P-C|=r”という方程式が何故成り立つのかは、参考書の解説を見て一応理解しました。ですが、問題を解く際に、例えば|6P-3a|=2などを扱う時、Pの係数が1になるように操作し、|P-1/2a|=1/3とする、というのが理解できません。何故Pの係数を1にしなくてはいけないのでしょうか?また、Cの係数は特に気にしなくてもよいのでしょうか? 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>円のベクトル方程式“|P-C|=r”という方程式が何故成り立つのかは、 何故成り立つのかを考えては、いけません。その式は、円の「定義」です。 参考書の解説は、覚えやすくするための物語であって、その式が成立することの 証明ではありません。勘違い無きように。 さて、式 |Q-C|=r は、点 Q の軌跡が(点 C を中心、r を半径とする)円であること を表すとして、それを踏まえて、式 |6P-3a|=2 が何を表すかを考えるには、 この式を |Q-C|=r の形に当てはめることになります。 その際に、|(6P)-(3a)|=2 と考えて、「点 6P の軌跡は、3a 中心、半径 2 の円」と 言っても、言っていることは正しいのですが、それでは、点 P の軌跡が どんな図形になるのかわかりません。 a に係数が無くなるように、|(6P-2a)-a|=2 と考えて、「点 6P-2a の軌跡は…」と やっても同じことです。 両辺を 6 で割って、|P-(a/2)|=1/3 とすれば、Q=P, C=a/2, r=1/3 として |Q-C|=r に当てはめることができ、P の軌跡がわかるようになります。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです。大変参考になりました。