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ミッシェルフーコーの「知の歴史」っていうのはどういう意味があるんでしょう?
フーコーがよく言っている「知の歴史」っていうのは、もともと存在していたわけではない「知」というものを人間が生み出してきた過程を研究するとかそういう事なんだと思いますが(適当)、知の歴史を研究する事の意義って何なんでしょう?フーコーが往年最も熱心に研究したテーマの一つだと思うんですが、その重要性が分かりません。どなたか説明して頂けませんか?
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知は副題で本当のところは権力が主題だと思います。 権力とは何か? …この部分を解析するような考古学的な考察に意義があるんでしょう。いままでアタリマエだと思われてきた、西洋的なモノの見方や価値観を、覆す考察をし続けて大きく現代に影響を与えています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC >フーコーは一連の活動により、 「知と権力の関係」「知に内在する権力の働き」を解明した。
お礼
自分でも質問内容が抽象的過ぎるかなと思っていたんですが丁寧に回答有り難うございます。 やっぱりフーコーの主題は権力なんですね。フーコーが自分が構造主義者だという事を否定していたのでてっきりそっちに興味が移ったのかと思ってました^^;