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歴史の授業の意味
- 歴史の授業を受ける目的や意義について考えてみましょう。
- 歴史の授業は文化や文明の変化だけでなく、人間の行動や社会の影響も学ぶ機会です。
- 歴史の授業は過去の経験から学び、未来への選択肢を広げるための重要な教育です。
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「なぜ、歴史を学ぶのか」 http://www.fujitsubame.jp/kyouiku106.html 「歴史を学ぶのはなぜか」 http://muyounoyou.kt.fc2.com/hisidea/hisidea09.htm 歴史とは何か (岩波新書) 歴史を学ぶ意味はここらへんに答えが書いてある気がします。 仰る様に年号や人の名前を事細かに覚える必要があるのかは私も疑問に思います。ただ、事件・出来事がどのような理由で起きたのか、そこに至るまでの過程・人々の心情の変化などを知り、同じ過ちを繰り返さないようにする、あるいは未来を考えていくことは大事ですよね。ある程度の事件・出来事の名前や人名・年号はそういった過程を知るための見出しのようなものに過ぎないのだと思います。 それなのに、義務教育などの歴史では名前などを知ることが主となってしまっている場合があるので、歴史を学ぶ意味がわからなくなってしまうのではないかと。要するに、本来は意味あるはずの歴史教育を意味ないものと勘違いさせてしまうような教育が行われているのではないかと思うのです。 後は現在・未来に繋げていくことは大事ですが、過去に執着し過ぎるのは確かに私も必要あるのかと思いますね。
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- rekutean
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No.9の補足です。 >他国の歴史には洗脳という面が本当にあるんですかね? 現在、ほとんどの国は国民国家です。 属しているそれぞれの人が、その国の「××人である」という意識を持たせられています。 国民国家維持のため、歴史教育というのが利用されています。 中国や少し前の韓国のように極端な洗脳もありますし、欧米でも19世紀以来の緩い洗脳があります。 とくに、多民族国家だと国民国家としての枠組みがなくなると困るので、子供のころからの意識づけが重要視されていると思います。 テロがあったフランスなども、移民の多い国ですが「フランス人」というくくりが最重要視されます。 違いがあっても同じフランス人、同じフランス語を話し、フランスという国があるべき歴史認識や価値観を共有しようという教育をしてきました。 それがうまくいった人たちはフランスの価値観を守るためのデモに参加し、失敗した人はテロに走ってしまいましたね。 日本も戦前は皇民化教育で洗脳させていました。 現在はそういう部分はなくなっています。 (完全に抜けきっているわけではないが、教育の目的からは外れた。最近は違う動きもあるようですが。) >歴史を使う学問というのが私にはちょっとピンときませんが、 たとえば、国際関係などで最近話題の「集団的自衛権」がどういうものか考えようとしたら、その成り立ち歴史が自然と重要になります。 これ抜きでは、理解が難しいと思います。 個別的自衛権や集団的安全保障との違いで混乱している人が多いですが、成り立ちを考えれば簡単です。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃる事はなんとなくわかりました。 しかし、歴史を知らない私にはそういった事を理解するのが ちょっと難しいですね・・繋がらないといいますか・・・ 少なくとも、この質問は日本に限定したつもりはありません。 漠然と歴史とはなんなんだ?という疑問です。 おっしゃる様なテロが歴史と関係があるとして、 そうなってしまう事があるので歴史を懸念した上での質問なのです。 テロを犯す側も歴史の被害者なのではないでしょうか・・・
- rekutean
- ベストアンサー率12% (1/8)
まず歴史と歴史教育は別物です。 他国の歴史教育は、知識を得ることと洗脳のためです。 日本の場合は、幸い、洗脳の面はあまりありません。 歴史の基本事項を学ぶだけです。 >嘘か本当か分らない様な、過去の事に執念を燃やしている様な社会は、 これからを生きていく人達にとってマイナス要素になる事の方が多いと思うわけです。 それらを相対化するためです。 ただ、日本の学校教育ではその前段階の基本事項だけで終わっています。 数学を始める前に数字を覚える。 本を読む前に文字を覚える。 これらと同じように「歴史学」や他の歴史を使う学問を学ぶための前段階を学校教育の歴史でやっています。
お礼
回答ありがとうございます。 他国の歴史には洗脳という面が本当にあるんですかね? その考え方自体が洗脳ではないか?と思ってしまいます。 互いがあいつらは洗脳されていると思っているのではないでしょうか? 歴史を使う学問というのが私にはちょっとピンときませんが、 おっしゃる意味はわかります。
- webuser
- ベストアンサー率33% (372/1121)
>細かい年表の数字をいくつも覚える事が人の人生でどれだけ有意義な事なのでしょうか? では、x=-b±√b2-4ac/2a みたいな事をいくつも覚える事が人の人生でどれだけ有意義な事なのでしょうか? 学校以外で使った事はありますか? 「自分の嫌いな事は、過剰にそう感じる」という好き嫌いのレベルを超えていません。 >それを勉強する時間を個性や才能という部分に費やしたり、国際社会に対応するため英語の授業を増やすとなどした方が国民のレベルがあがるのではないでしょうか? その考えは「ゆとり教育」という名の妄想です。 既に破たんしています。 先進国の義務教育は、全ての教科ににおいて「そこまで必要なの?」ってぐらいが丁度良いのです。 幼少期から、才能に特化したいなら、北朝鮮や中国のような共産圏の国に行けば実現しますが、国民のレベルがあがっているでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 中学程度までの数学は私は必要で有意義な事だと思います。 たしかに解の公式なんて社会に出たら殆ど使わないでしょうが、 それはモノゴトを論理的に証明するという方法を身につけることは とても大事だと思います。 数学をちゃんとやってなかった様な人は、 非合理的で支離滅裂な筋の通らない様な事を よく言う傾向にある気がしますね。 他国と比べるのはナンセンスだと思いますよ。 どちらが優れているかなんてわかりません。
- pigunosuke
- ベストアンサー率19% (1063/5529)
勉強は学校だけでする事ではありません 資格を持っていれば仕事をする上で優遇してもらえるとか 新しい事業を起こす為に資格が必要だったり とはいえ 世の中に何千万人と居る子供が、それぞれどのような進路に進むのか?なんて 教育する側では予測がつくものではありません この先、どのような資格が必要になったとしても それに対応できる勉強方法を身に付けておく必要が有ると思います 歴史は、ただの世界の歴史だけではなく 日本の文化、世界の文化の成り立ちに触れる勉学だと私は感じています 産業革命はどのようにして起こった? とか 仏教が何処から生じて、どのように日本に伝わった? とか そんな感じですね 文化の成り立ちって、現代に生きる人の生活の成り立ちにも繋がると思うのです ただ知っているってだけで、歴史って面白くなるんですよ? まぁ 判らない人は、判らなくて良いと思います
お礼
回答ありがとうございます。 私は、学生時代に歴史が楽しくなる様な先生と出会えなかったんだと思います・・・。 全てがそのせいとは言いませんが、自分の性格上受け付けなかったんだな・・ という理由がなんとなくわかるんです。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1512/3682)
日本の民俗学の祖と言われる柳田國男は、それまでの歴史(日本史)教育の問題点に関して戦後間もない1953年に次のように述べています。【雑誌「改造」「歴史教育について」(定本柳田國男集 24巻所収)】 「固有名詞や年月日の類は教師でも時折間違えることがある。僅か三四種の人名地名の索引、地図とか年表とかの備付さえあれば、入用の時にはいつでも引ける。いわゆる大事件などはもっと面白く、読ませる本が次次に出ようとしている、それをわざわざ試験までして、暗記させる必要がどこにあろう。何のために歴史は覚えなければならぬのか、是を少年が質問したときに、はっきりとまたわかり易く、答えられる準備は学校のみか、政治家たちの方にもあってほしいと思う。」(引用終わり) それでは何のために歴史を学ぶ必要があるのか、柳田はこう書いています。 「社会科の初期の課程は、今と昔の差異、今ある物の原因は必ず以前に在り、それも大部分は人間の選択で、そうはならずにすむ場合もたしかにあったのだということを、次々と自分で心づかせて、それを将来の政治行動、殊に年々の選挙の判断に役立たせるようにしたいものである。国の失敗は大も小もすべて取り返しのつかぬ過去の事だとは言いながら、それを再びせぬ用心の為のみならず、逆にこの経験を活用して、偉大なる再建を為し遂げる場合も必ず有り得る。」(引用終わり) 60年以上昔に柳田國男が主張したことは、今も本質的には変わっていないと思います。学校で、なぜ歴史を学ぶ必要があるのかといえば、過去を知ることにより現在・将来の選択に資するためです。過去の歴史を知らなければ、未来に向けてどのような選択が適切であるかを判断する能力が備わりません。そのためには歴史という教科を、細かな枝葉の知識を覚えさせる教科ではなく、太い幹をじっくり考えさせるような教科にすることが大切だと考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 この質問をしてみてよかったなぁと思ってます。 私は今更勉強する気はありませんが、こういう事をちゃんと認識して 歴史を学ぶ価値が分って勉強していたら、 もっと偉くなれたのかななんて思えてきます・・。 自分は、必要以上に短絡的でポジティブすぎる性格なので^^;
補足
No.6の方の回答は素晴らしかったですが、順番でNo.5の方をベストアンサーとさせて頂きます。すみません。
目的は、歴史や文化を守り、活かす事への関心を深める とか、世界力をつけるなどでしょうけど 私もよくわかりません。 歴史は積み重ねではなくて、過去の事実でしかありません。 あのとき違う選択をしていたら、今もこのままか? 子供の 選択肢を1つでも増やす手段として歴史の授業をしている のだと、思います。 義務教育からは外れるかもしれませんが 過去の事実は終わったことだから、これからはお互いの国益を 考えていきましょう!と発想するには 自国をまず愛する、そのとめの歴史の授業か?
お礼
回答ありがとうございます。 よくわかりませんよね・・・。 世界で起こっている大小の争いごとは、過去の因縁とか執念とか そんなのが背景にあるものばかりではないかと思うのです。 そう考えると、権力者が国民をマインドコントロールする為なんでは?とか思ってしまいますね・・。
- webuser
- ベストアンサー率33% (372/1121)
中年代になられた方が、今更のように歴史が全く分らない事を嘆く意味が分かりません。 そういった価値観は、個人的な考えの事であって、なぜ学校教育の問題にまで考えを飛躍させるのかが分りません。 >義務教育で歴史の授業を行う目的を教えてください・・・ 未来を予想したり、同じ間違いを回避する為です。 明日の天気は、過去の天気のデータを知って予想出来ます。 株も為替も競馬も過去のデータを知って予想出来る反面、過去のデータを知っている専門家でもハズレます。 でも、データなしに闇雲にやるよりは、過去のデータありきでやった方が圧倒的に的中率は上がります。 政治も社会も同じです。 未来を生きる知恵、知識として必要だから科目としてあります。 ミニマムに生きるなら、飯を食う方法だけあれば他は一切必要ありません。 高度な計算式も英語も古文、敬語すら必要ありません。 文化的に、人間らしく、国際競争をも視野に入れた教育として必要だから科目としてあります。
お礼
回答ありがとうございます。 >今更のように 別に今更ではありません。学生の頃からもずっと思っている事です。 >未来を予想したり、同じ間違いを回避する為です。 それは分りますが、細かい年表の数字をいくつも覚える事が 人の人生でどれだけ有意義な事なのでしょうか? それを勉強する時間を個性や才能という部分に費やしたり、 国際社会に対応するため英語の授業を増やすとなどした方が 国民のレベルがあがるのではないでしょうか?
- pigunosuke
- ベストアンサー率19% (1063/5529)
世の中を楽しむ為ですよ 戦国武将って恰好良いじゃないですか 維新の志士とか、赤穂浪士とか 興味の無い人にはつまらない物かもしれませんが 興味を持っている人にはとても面白い物です 学校で習う勉強は、そういう物に興味を持つきっかけだと 私は思ってますよ 後は 良い大学へ入る為って意味もあります
お礼
回答ありがとうございます。 うーん。おっしゃる事はわかりますが・・ 歴史が好きな人でもその程度の感覚だとすれば、 ますます義務教育のカリキュラムとして腑に落ちませんね・・。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
それを言い出したら、数学、音楽、美術、理科、体育も必要ないことになります。 義務教育というのは最低限の知識は一通り授けるという意味もあるので、必ずしも生活に必須ということばかりではありません。授業を流すように受けていたとしても落第することはないので、後は本人の自由でしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 >それを言い出したら、数学、音楽、美術、理科、体育も必要ないことになります。 そうですかね? おっしゃる様な授業は子供の個性や才能をのばす上で役に立つものだと思いますが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 学校の教え方が悪いという旨のご意見、なるほどなと思いました。 リンク先も拝見させて頂きましたが、参考になりました。 歴史は本当はとても重要な授業かもしれないが、 それが役に立つ様な授業になっていない。 私もそんな風に思えてくる様になりました。 そして、今の日本人は歴史を教訓に出来ていない私の様な愚かな人間が多い気がしてきました。 もちろん日本人は戦争は起こさないでしょうが、戦争を起こしてバカをみたという教訓が 今の日本から欠けつつあるのではないかと、そんな気がしてます。