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食塩水の問題の解き方について
この前、学校の数学の授業で食塩水を混ぜる問題が出たのですが、問題を見ていて気がついたことがあります。 例えば5%の食塩水と12%の食塩水を混ぜて7%の食塩水が700gできたとすると、5と7の差は2。12と7の差は5なので、 5%の食塩水:12%の食塩水で表すと、5:2で混ぜたことになるようなのです。 自分でいくつか問題を作って解いてみたのですが、すべてこの方法で解けました。しかし、どうしてこうなるのかが分かりませんし、すべての場合でこれが使えるのかも疑問です。学校の先生にも聞いたのですが、分からないと言われました。分かる方、教えてください。(中2なので、できれば簡単な説明でお願いします。)
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先生わからなかったのですか?少し心配ですね…。 この解法は「てんびん法」と言われています。食塩水の濃度に関する、小学生向け(上位)の解法です。 a%食塩水Aとb%食塩水Bをまぜて、c%食塩水Cになったとします(a<b) 食塩水Aの重さ=χグラム 食塩水Bの重さ=yグラムにします。 食塩水Aに含まれる食塩の量=0.01aχ 食塩水Bに含まれる食塩の量=0.01by よって、この二つを混ぜるから、Cの濃度c%は以下のように表せます。 (0.01aχ+ 0.01by)÷(χ+y)=0.01c これを変形して、 aχ+by=c(χ+y) (c-a)χ=(b-c)y よってχ:y=(b-c):(c-a) (内項の積=外項の積) つまり、AとCの濃度差と、BとCの濃度差の比は、まぜる食塩水(A,B)の重さの逆比になっています。 なぜてんびん法というのかは、「てんびん法」で調べてみてください。わかりやすい説明があると思います。
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- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
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なかなか鋭いところだと思いますが、できれば、もう少し説明がわかりやすければと思います。 「食塩水を混ぜる問題」だけでは考えるのに苦労します。 結論から言えば、お考えの通りで正解です。 問題は、「a% の 食塩水と b% の食塩水を混ぜたら、c% の食塩水が n g できた。それぞれの何グラムずつあったか」ということでしょうか? 普通に連立方程式をたてると x + y = n ax + by = cn (%表示ですが、両辺を100倍すると同じこと) 加減法で解くために、最初の式を a 倍すると ax + ay = an これから、次の式を引くと (a - b) y = (a - c)n …… 1) 同じように最初の式を b 倍して bx + by = bn これから2番目の式を引くと (b - a) x = (b - c)n …… 2) 1)、2)の式を辺々割ると (a - b) / (b - a) × y / x = (a - c)/(b - c) (a - b) / (b - a) = -1 なので y / x = -(a - c)/(b - c) つまり、 y / x = (c - a)/(b - c) です。 (b - c)y = (c - a)x とも書けますから、 x : y = (b - c) : (c - a) です。
お礼
連立方程式を使っても解くことができるということに驚きです。丁寧な回答をありがとうございました。
お礼
てんびん法と言うのですね。とても分かりやすい説明をして頂きありがとうございます。