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third degree
"the third degree"には「拷問」という意味もあると辞書にありますが、どうしてですか。second degreeだと「第2級,第2度」の意しか挙がってないので、third degreeには何か転用の謂われがあろうと思うのですが。
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研究社『英和大辞典』によれば、 third degree 1 [the ~] 《口語》 (警察などの)精神的[肉体的]拷問 (torture) 《フリーメーソンで第三級 (master mason) に昇格するために課せられた肉体的苦痛に由来するといわれる》. ・give a person the third degree. 2 【フリーメーソン】 第三級《master mason の階級》. [1772] 「~といわれる」といわれると、他の説もありそうですな。 ちなみに、フリーメーソンとは、 (石工組合を母体として結成された秘密結社)フリーメーソン団 (Free and Accepted Masons) の会員《17 世紀の初期在来の石工組合 (societies of freemasons) が新たに名誉会員 (accepted mason) の参加を許すようになってから, その会員となることが一種の流行となり, 思想的にも訓練されて次第に発達し, 今日では世界的に広まっている; 会員相互の扶助と友愛を目的とし各国に支部を置き, 理想社会の実現を目指して世界的平和と人類愛を高唱する; Mason ともいう (研究社『英和大辞典』) さらにちなみに、フリーメーソンの「第三級」とは 「徒弟・職人・親方の位階のうちの親方に当たる」(プログレッシブ英和中辞典) そうです。
お礼
そういうことでしたか。「1尋問→2恫喝→3拷問」と進むからかな、とあらぬことを考えていました(失笑)。よほどえげつない儀式を通過しないと「親方」に成れなかったんですね。 異説もあるのなら、知りたいものです。 ありがとうございました。