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再帰代名詞。
再帰代名詞についてお伺いします。 myself、ourselves、yourselfなどは「所有格」にself(selves)がついていますが、 himself、themselvesなどは「目的格」にself(selves)がついていますがこれは何か理由などあるのでしょうか?? あと、上記には関係ないのですが、 「もし明日が来れば~」の表現を教えて頂けると嬉しいです。 よろしくおねがいします★
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- taked4700
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以前、自分が回答したもののコピーです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2150463.html より 以下、コピー >『myself, ourselves, yoursef は、「所有格+self」ではないのです。音韻変化で、現在の英語の所有格と同じ形になってしまったので、本来、my-self は、me self で、所有格 my は、mi だったのです。これらの一見「所有格」に見える my, our, your は、古い英語で、「与格」という格だったのです。』 は、歴史的な変遷の経過を述べただけです。どういう意識が、そういう変化を作り出したのかと言う点については、述べていないのです。 言葉は、単に約束事であり、暗記の大規模な集積であるのだ、と言う見方もありますが、それだけではないと感じます。 日常的に、人々が繰り返し使う表現や一定の形式は、やはり、それなりにそれを支える感覚と言うか、意味合いが、人々によって意識されているのだと思います。 さて、myself, yourselfとなるのに、hisself とならずに、himself となるのは、と言う疑問ですが、自分は、人称間の心理的距離感のようなものが働いたからだと感じています。 再帰代名詞は、文章の中の、前方で、「私」、「貴方」、「彼、彼女」のように、一度、対象が示されていて、再度、その対象であることを示す働きがあります。つまり、「再度」と言うことが、再帰代名詞のもっとも特徴的な部分です。 そのため、***self のとき、***の部分は、selfよりも強調されないのが普通です。 meself とかyouself では、あまりにmeやyouが強すぎてしまい、self の意味との競合が起こるとの感覚だと感じます。 つまり、所有格は独立した名詞(句)を作りませんが、目的格はそれだけで独立した名詞として働くので、me,you の部分が強調されてしまい、selfの部分が、強調されなくなると言うことです。 逆から言えば、一人称と二人称については、自分自身と相手ですから、話者と非常に近い感覚があるわけです。ですから、「私が持っている私自身」とか「貴方が持っているあなた自身」のような意味合いで、「だれだれの」と言う所有格が好まれた。 しかし、三人称は、一応、その場に居ない人について言うわけですから、「彼の」とか「彼らの」と言っても、「私の」とか「あなたの」ほどは、はっきりしないわけです。 つまり、hisself とか、theirself では、この単語全体として、あまりにインパクトがないと感じられ、もう少し強調した言い方として目的格+self と言う形が好まれた。 上で述べたことは、あくまで、学会とかで認めらている通説とかではなく、自分がそう感じるということですから、ご質問者の方が、自分で、よくご判断ください。
- wind-sky-wind
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歴史的には,He worried himself. というのは, worry him self であり,self は「自身の」という形容詞的なものでした。(今でも self に「同一の」という形容詞の意味が残っています) すなわち,本来はすべて目的格だったのですが,いつしか her self の her が所有格と錯覚され,self も名詞と誤解されていきました。 これとは別に me self が発音の変化から my self と錯覚されていきました。 このように,もともとすべて目的格+ self だったのが, 一人称・二人称では所有格+ self になっていきました。 「もし明日が来れば~」は文字通りには If tomorrow comes, ~ When tomorrow comes, ~ ですが,tomorrow という一語ですまされる場合も多いと思います。