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物の名前などは、なぜそのように呼ばれるようになったのか
手は「て」、空は「そら」と呼ばれていますが、そもそもなぜそのように呼ばれるようになったのでしょう。 象形文字ならモノの形が表現されるので納得できるのですが、 目や口、水や花など、どうやってその名称になったのか、気になります。 名詞に限らず、動詞や形容詞なども同じように不思議です。 外国語ではまた別の音で表現されるので、そのことも気になります。 このようなことは、研究されているのでしょうか。
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研究書はあるかも知れませんが、非常に専門分野になり、説も複数あって結局結論なしとなる可能性があります。縄文人或いは日本列島の先住原始人が使った言葉は現在では音が変っているので、まず変化した音を遡ることが必要です。 よく例に出されるのが母のケースです。 現在の発音ハハは織田信長が生きていた頃はファファだったことが研究されています。更に古い時代にはパパだった筈と言われます。これは音韻の変化の研究から来た推測です。奈良時代以前の日本語は記録もないので研究が難しく、周辺の言葉(アイヌ、朝鮮、中国、ポリネシアなど)から語源を研究することになります。 学者でもお手上げのことに無駄な時間を費やすよりも、むしろ現代に残る古い表現に目を向ける方が実用的で楽しいと思います。 テは古い日本語でタと発音されていたようです。何故なら次のような言葉(表現)が残っているからです。 タスキ(襷) 和装でひもを背中で斜め十文字に結ぶためのもの。 タヅナ(手綱)乗馬用の綱 タナゴコロ(手の心) 手のひら タオル(手折る) 花や枝を手で折る 手から生まれた表現に「手を焼く、あれこれ世話をすること」「手をこまぬく、手を組んだまま傍観すること」などがあります。 身体の基本用語 はこのように日常生活でよく使われます。目が利く、目をむく、歯向かう、歯がゆいなど等。 語源に関する本がいろいろあるので図書館で読んでください。 例:「知っているようで知らない日本語」柴田武 ごま書房 「日本語おもしろ雑学練習帳」日本雑学能力協会編、講談社 「日本語の系譜」中本正智、 青土社
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- onbase koubou(@onbase)
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人間が「言葉」でコミニュケーションを始めた時に自分達の上空にある物を「そらと呼ぼう」と決めたり、「すかい」と決めたりした....でしょう。 その時代の言葉や記録が残っていませんから「わからない」というのが答です。 自分達の身体からのび5本の棒がついたものを「て」と呼び、平らなところを「手の平」と呼んだ、というのは複製語ですから語源はわかります。 しかし、何故それを「手」と呼ぶのか、何故、「平」と呼ぶのかは....改名不能の問題でしょう。 結果的にそうなった、としか言いようがありません。 タイムマシンでも出来ればもしかしたら解明できるかもしれませんが。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 >その時代の言葉や記録が残っていませんから「わからない」というのが答です。 ですよねぇ~!(T T) たぶん、最初は個々のマイルールで使っていた名称が、家族ルールになり、ご近所ルール、集落ルール、国ルールへと統合されていったのかなと想像しました。 その名称を最初に使うようになった人の感覚次第ということなのかもしれませんね。 幼児言葉だと、カーカー(烏)、ブーブー(車)などのように泣き声や発する音からの名称もあり、 そういうのが名称として定着しているのなら分かりやすいのですが、 そういうことではなさそうなのが、また謎です。 ほんとにタイムマシンで見に行きたいです。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 とても参考になる楽しい解説ありがとうございました。 ご紹介いただいた本も読んでみたいです!