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構文把握
the more hours people use the Internet, the less time they spend in contact with real human beings. これがthe 比較級~the 比較級だということも、訳も分かるのですが、 少しひっかかることがあります。 それは、the more(less)は後ろには節が普通来ますよね? この問題のように名詞が来て、その後ろに完全文 (people use the Internet:文型SVO)のようになることが できるんですか?と、ということです。 後ろのthe less time they spend in~は、spendの目的語である timeが前に出てきた形なのかなぁとは思ったのですが、 前半部分は上記の理由から、よく分かりませんでした。 どなたか分かりやすく説明して頂けると幸いです。
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興味深いご質問ですね。 >後ろのthe less time they spend in~は、spendの目的語である timeが前に出てきた形なのかなぁ 基本的に,the 比較級はこのように,前に出た形になります。 今回の場合,まず,一つに,「~の間」という意味の期間を表す前置詞 for は省略されることがあります。 別な言い方をすると,last week のような名詞のかたまりが前置詞なしで副詞的に用いられるように,many hours のような名詞のかたまりで副詞的に用いられるということです。 つまり,People use the Internet many hours. という言い方が可能で(この many hours は名詞的に目的語になるのでなく,副詞的に動詞 use を修飾しています), the more hours が前に出たと考えることができます。 別な説明としては, the way S V や,the moment S V のような表現は,本来関係副詞があったのが省略されたのですが,接続詞のような感覚で用いられています。 The 比較級 S V も,同様の接続詞的な感覚で用いられてます。 the way や the moment が後ろの SV の目的語になっていないのと同様に考えることができます。
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- ydna
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time に関して、お考えの通りでいいと思います。 簡単に説明すると、通例、「the 比較級~, the 比較級~」の文は、前節の中で、比較級が使われる部分を文頭に、後節の比較級が使われる部分が節頭に来ます。 You have many. You want many. The more you have, the more you want. I see a lot of him. I like him much. The more I see of him, the more I like him. Jet planes can fly fast. The world will be small. The faster jet planes can fly, the smaller the world will be. It is late. It is dark. The later it is, the darker it is. 後ろに名詞が省略された many, much や、副詞の much, その他の副詞、単独の形容詞(C)などは、その部分だけが前に出て、残り(通例、主語が先頭)が後にくっつく形になります。 ところが、比較級といえば、形容詞、副詞ですから、名詞を修飾する形容詞、副詞を修飾する副詞もあります。 The newspaper would have large letters on it. We could read it easily. The larger letters the newspaper would have on it, the more easily we could read it. You learn many recipes. You will be a good cook. The more recipes you learn, the better cook you will be. I give you a lot of advice. You will speak English fluently. The more advice I give you, the more fluently you will speak English. そこで、問題文の前節ですが、 People use the internet (for) many hours. が元だと判れば簡単です。期間/距離を表す for [前] は、しばしば省略されます。 for many hours = 「前+名」= 副詞 「前+名」ー「前」= それでも副詞の仕事をしなくっちゃ = 「副詞」 The more hours = 名詞句のように見える副詞句が、その正体です。 以上、少しでもお役に立てたでしょうか?
お礼
色々な例文を用意していただき、ありがとうございます。 それに、最後の説明も分かりやすかったです。 また、見かけた時は何なりとお願いします。
- Parismadam
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こんにちは。10/30のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <この問題のように名詞が来て、その後ろに完全文 (people use the Internet:文型SVO)のようになることが できるんですか?> できるんです。 1.the+比較級のこの構文は、比較級が形容詞でも副詞でも使えます。 2.また、形容詞の場合、名詞を修飾する限定用法ならば、その名詞を接続したまま文頭にもってきても、何の問題もありません。 3.ご質問文では、the more hoursのmoreはmany「たくさんの」という限定用法の形容詞の比較級ですから、hoursという名詞を接続させたまま文頭に来ている形なのです。 4.同様の例文は The more time we spend in studying, the less time (we spend) in playing. 「勉強に時間を使うほど、遊ぶ時間が少なくなる」 など、いろいろ可能です。 ご質問2: <後ろのthe less time they spend in~は、spendの目的語である timeが前に出てきた形なのかなぁとは思ったのですが、> spendの目的語Oは、the little time「少ない時間」の比較級、the less timeになります。このlessもlittleという限定用法の形容詞の比較級で、timeと接続して前にきているのです。 なお、後半文が主節になりますが、主節の文では、このthe+比較級の部分は、通常の配置にしても結構です。 例: ~, they spend the less time in contact with real human beings 以上ご参考までに。
お礼
詳しく解説していただき、ありがとうございます。 とてもよく分かりました。また、何か助言等あれば 別の機会でも宜しくお願いします。
お礼
シンプルな説明で、非常に分かりやすかったです。 いつもありがとうございます。 また、機会がありましたら宜しくお願いします。