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収束か発散かを示したいです。
Σ1/(nlog(n))が発散するのか収束するのか示したいのですがわかりません。 Σ1/(n^2)が収束することを用いるとできるのでしょうか? 教えてください。
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こんにちは。 >Σ1/(n^2)が収束することを用いるとできるのでしょうか? それでは示せないと思います。(次の[1][2]で証明します) [1] まず、n > logn を示します。(n∈N) f(x)=x-logx (x≧1)とおくと、f(1)=1 (1) f'(x)=1-1/x (2) かつ f'(1)=0 (3) f''(x)=1/x^2>0 (4) よって、(3)かつ(4)より、f'(x)>0 (5) よって、(1)かつ(5)より、f(x)>0 (x≧1) [2] 0≦logn<n ⇔ 0≦nlogn<n^2 (両辺n倍) ⇔ 1/n^2 < 1/nlogn(両辺の逆数をとる) ⇔ Σ1/n^2 < Σ1/nlogn(両辺のΣをとる) となり、不等号の向きが逆になってしまいます。 [3]logn を n の関数で評価するのは難しいので、 Σを∫で評価するやり方に変えます。 定理: 単調減少数列a(n)に対して、f(n)=a(n)となる単調減少連続関数f(x)が存在すると、 ∫f(x)dx [α≦x<∞]の収束・発散は元の級数の収束・発散と一致する。 (αは適当な数、∞は広義積分とする) これを用います。 ∫dx/xlogx [2≦x<∞] =[log(logx)][2≦x<∞] =log(log(∞))-log(log2)(このように書いてはいけないと思いますが) =+∞ となり発散するので、元の級数も発散する。(答え)
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- joggingman
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手元の教科書に載ってましたが、 Σ[n=2→∞] 1/{n*log(n)} の収束発散は、 ∫[2→∞] dx/{x*log(x)} の収束発散で評価できる。 log(x)=tと置換して、 ∫[log2→∞] dt/t=lim[t→∞] log(t) -log(log2) なので発散です。
お礼
その定理を使えばできそうです! ありがとうございました。
お礼
その定理を使うには、 単調減少であることを言わないといけないんですね。 助かりました。ありがとうございました。