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なぜ夷(えびす)様は蔑語の漢字が使われるの?

蝦夷地、など夷には軽蔑のニュアンスがあると思います。ではなぜ、めでたい神様、えびす様にはそういう名前がついているのでしょうか?

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  • mapato
  • ベストアンサー率69% (493/705)
回答No.2

こんにちは。 #1の方も仰っているように元々「海の向こうからやって来られた神様」である為でしょう。 「えびす」という言葉には「外国の・外来の」と言った意味合いもあります。 ウィキペディアにも 『えびす神の漢字に戎や夷などが当てられている事は、中央政府が地方のまつろわぬ民や東国の者をえみしやえびすと呼んで、戎や夷の字を当てたのと同じことで、いずれも異邦の者を意味している。』 という記述があります。 もっとも質問者さん同様昔の人々も「夷」の字はあまり福の神に相応しくないと考えていたようで、後世になるほど避けられ「恵比須」などと書き換えられることも多かったのです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%B3%E3%81%99

その他の回答 (3)

noname#80116
noname#80116
回答No.4

推測ですが。 東夷という考え方を使って 西日本の日本人が 東日本に住む主にアイヌ人のことを指して言ったのだと推量します。  東夷は 中国のいわゆる中華思想から借りたものでしょう。東の方の未開人というような。 異族や野蛮に対して 軽侮を念を持つことは 転じて 恐れや或る種の敬いを持つことにつながるようです。稲荷神社では狐を祀っています。めでたい神さまに成り変わったのだと考えられます。 蝦夷の蝦は 《えびす》の《えび》にちなんで持って来たのでしょう。 では なぜ アイヌが えびすであるのか。 しろうと推測ですが ご批判にさらすように 述べます。 次の語の語源を推測するかたちをとります。    蝦夷・毛人=    ・えみし(愛瀰詩)    ・えびす(恵比寿)    ・えぞ(外国人の文献で yezo ) ところで アイヌは アイヌ語で《人》を意味する語ですが その発音は アイノとも聞こえます。 また 神は 日本語で カム(加牟)ともカモ(加茂)とも表わせるし発音できる《 kamoe 》(*)だったと思われ これを受け容れたアイヌは カムイというかたちで用いたようです。    *オともウとも発音する例     己(おの・うぬ):己(オノ‐れ)・自(ウヌ)惚れ     拭(のご・ぬぐ)う 恐らく末尾のイは むしろ日本語で 《事》を意味する《イ》 つまり《或る・イ・は》のイで これを 《神》の語にもつけたのではないかと考えられます。そのカムイ・カモイは やがて カムィ・カミとなった。《 コ・ク=木》が やはりいまのイをつけて クィ・キ=木となるようにです。〔木(コ)の葉・木(ク)だ物=果物〕。 とすると アイヌ(アイノ)という語にも このイをつけて日本人は アイヌイ・アイノイと言っていたかと疑われます。〔銭(セン)→ゼニなどの例〕。これは 発音上 経済性の法則で さらに →アイヌィ・アイニへ そしてさらに →アェ二・エニとなったと推測されます。〔絵=カイ・フエィ→ヱィ・エ〕。 簡略につづけますが 漢語の《文》が 《フミ(文)》に 《簡》が 《カミ(紙)》になったように アイノイからのエニが エミとなった可能性が考えられます。/ n /→ / m /。 ところで 沖縄では 本土の日本人を 大和人(やまとひと→)=ヤマトンチュウと言うようです。そこで エミと名づけたアイヌ人のことを エミ‐人(ひと)と呼んだと まづ思われます。そうするとこれが エミンチュと転じたのではないかというところまで たどりつきます。沖縄で 海‐人→ウミンチュというようですし 日本語でも 秋‐人(あきひと)→アキンド(商人) あるいは 狩り人→カリウドという類いです。 恵比寿の寿(ジュ)が スに転じたように けっきょく エミンチュが エミンスと成りえたと考えます。《寂》を サミシイとも サビシイともいうように このエミンスが さらに エビンスにも転じるのは たやすいことです。《ン》は 消えうると考えます。そうすると ここから さらに 例のイを付け加えて エビス‐イから エビシ あるいは エミシという発音に落ち着いたと推測するものです。〔蘇我蝦夷(エミシ)〕。 エニ‐人(ひと)から エンド・エンチュへ さらに エンゾ・エゾへという線も同じようでしょう。この場合は さらに例のイをつけてはいないのですが。 アイヌとは 壮絶な戦いもあったようですね。 試みとして参考までに。

  • Vwiyoonn
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回答No.3

 『夷』の語意はもともと漢族にとって、蛮族(の住む地域)でご指摘の通り差別的な意味の語ですが、これが日本に渡って、自分たちの住む世界と異なった世界に生きる者(たちの世界)と、解釈されることとなりました(なにしろわたしたちは漢民族じゃありませんしね)。蝦夷地というのも同じ用法ですね。  そして、それとは別に漂着したもの(時には水死体も)を崇める、という信仰が古くから日本各地にあり、これらは広く『ゑびす』と呼ばれていました。えびす様が鯛を抱いているのもここらあたりに由来します。  さらには、日本神話における蛭子神──ご存知だと邪魔な説明になりますが、イザナミ、イザナギの神々の交合によって生まれた最初の神の子ヒルコは不具であったため葦の船に乗せられ流されたとあります──が、漂流の末、流れ着きその地に福をもたらすという信仰もありました。  これらがごっちゃになり、異世界からこの世界へと漂着した神=えびす、となり、漢字の『夷』が前述した意味を持っているため、この字が当てられたというところでしょうか。

  • taco8ch
  • ベストアンサー率7% (11/146)
回答No.1

舶来物だからでしょう。

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