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お寺の10万石格
江戸時代 お寺に10万石格とありますが これはなんですか。 格を授かるとなにが違うですか。 蝦夷地で 近くのお寺がそうなんですが どうみても? 教えてください
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「格」は「身分・位・等級」のことです。格式と同じで、身分・儀式などについてのきまり。また、身分や家柄の等級のことです。10万石格というと、10万石の大名と同じような伴揃いや乗り物が許され、江戸城に上がる場合も10万石の大名に準じた扱いをされることです。また、僧服などもその格式に応じたものが着用できます。ただし、格は高くても実収は伴わず、10万石格、寺領は20石などの例も多くあります。 この格ですが、○○万石などの数字だけでなく、新選組の近藤などが与えられた、老中格などの役職名をつけることもあります。歴史小説などにはよく長崎奉行や佐渡奉行などの遠国奉行が、10万石格の道中などの言葉が出てきますが、これなども同じで、万石以下の旗本である遠国奉行でも、任地への行列・乗り物などは10万石の大名に準じたものを用い、威権を表すことを許されるということです(幕権の表示でもありますが)。
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- 風車の 弥七(@t87300)
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お寺さんがそこら辺の大名よりも格が上と言うことです。 地方の大名は十万石など貰っていませんからね。 徳川幕府はあちこちのお寺さんに十万石待遇の優遇をしています。 松前藩は一万石だったような気がしますが、それよりもお寺さんの方が格が高かったのです。 今は廃れていても昔は栄華を誇ったお寺さんかも知れませんね。
お礼
回答をいただき蝦夷に三か所対象の寺があったので回ってきましたがどうも縁起も含めてうさんくさい気がしてきました ありがとうございました
- 川原 文月(@bungetsu)
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こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>江戸時代 お寺に10万石格とありますが これはなんですか。 寺社の建築領地や供養料(年貢米)を合わせて10万石位もらえるお寺さまです。 しかし、実際には(正確には)10万石はもらってはいませんでした。 大雑把に言えば、約半分位の5万石位しかもらえませんでした。
お礼
回答をいただき蝦夷に三か所対象の寺があったので回ってきましたがどうも縁起も含めてうさんくさい気がしてきました ありがとうございました
お礼
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補足
明治7年に開拓大判官(松本十朗)より寺禄十二石五斗をもらっているみたい