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母性欠如の母親の心理
私は正直言うと、自分の子どもをかわいいと思えません。 母性より、「しつけに厳しい」父性の方が勝っていると思います。 このような母性欠如の心理を教えてください。 また、子どもが親を愛せない心理についても、 併せて教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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- s-f-y
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これは本で読んだことですが 親が子供を愛せない、というのは その親が子供の時に その親、特に母親から愛情を受けなっかた、というのです。 表面的な世話はして貰えるけど 内面的な、つまり心の中を理解してもらえなかった、ということです。 そういう時、子供は自分の正直な気持ちを話せない家庭環境にあると言えます。 このような場合 その子供は 様々な心の病にかかる危険性が出てくるそうです。 またそのような人が親の立場で子供を育てた時 その子供は 愛情の不足により いっそう心の病になりやすいといえます。 これを「世代間連鎖」というみたいなのです。
- hakobulu
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「無条件にかわいい」ということと「常時かわいいと思う」ということは連動はしないように思います。 生まれたばかりの赤ん坊は本能の塊ですが、1~2歳頃から自我が芽生え自己主張を始めるようになります。 また、2~3歳頃からは善悪の区別もある程度認識できるようになるため、この時期からはいわゆる躾が有効になります。 両親による躾は子に対して禁制として働き、結果として善悪の差を覚え、超自我性が次第に発達していくことになります。 ただ、このバランスが難しいため、禁制が過剰になると本能や自我に歪みが生じ、逆に禁制を与えるべきところを放置すると善悪の区別を覚えないまま自我や本能が過剰に肥大して、他者を顧みない自己本位の人間になりがちでしょう。 いずれにせよ、いくら母性とはいえ躾というのは子供の超自我性を伸ばすためには必要不可欠のものであるということは間違いありません。 ですから、まずご自分をあまり責めないことが第一だろうと私は思います。 そのことに対する固執がお子さんに対する姿勢への不自然さにつながり、却って好ましくないでしょう。 また、多分お子さんはまだ小さいように感じますが、この時期「>重荷になる」という感覚に捉われない母親は恐らくいないでしょう。 同様に、程度問題ではありますが、自分の趣味とかやりたいことに差支えが出るほどの時には、やはり子供がうっとうしく感じられるのも人としてごく自然なことです。 年がら年中、子供が何をしてもニコニコして、観音様か聖母マリアかと思われるような方は却って問題がある(自己が埋没しているため)と考えます。 「母性欠如」とお考えになる必要はありません。 母性という言葉をたとえば優しさなどのような意味でお使いだと思いますが、過剰な優しさが却って息苦しい抑圧となって作用する場合だってしばしばあります。 様々な形態の母性があって良いのであって、傍目にはどうあれ、完璧な母親など存在しません。 以上を踏まえて肝心のご質問に私見を述べてみます。 躾というのはすでに触れましたが超自我性の発育のためには必要欠くべからざるものです。 trickystarさんが躾に厳しい父性のほうが勝っている、とお感じになるのは多分、ご自身もご両親からそういった教育を中心に受けてきたのではないかと推測されます。 つまり、無意識的にせよ、それが愛情だという認識がご自身の内部にあるのではないかという気がします。 しかし、trickystarさんはご自分の受けてきた躾や教育にある程度の不満をお持ちになっている。 そこで、お子さんには違う、もっと溌剌とした、抑制の少ない教育を受けさせたいという願望も代償的に存在する。 こういった二つの感情の葛藤があるのではないかと考えます。 言葉を変えれば、無意識と意識の相克と言ってもよいでしょう。 しかし、おそらくtrickystarさんはやるべきことを出来る範囲で懸命にやっていらっしゃるのでしょう。 それで良いのではないでしょうか。 ただ、本質的には子供は雑草のようなもので黙っていても真っ直ぐ伸びるものです。 何から何まで躾けなければならないと思い込まずに(表面的にはそう思えても)、おかしな方に曲がったりしないよう軽く手を添えて補助するぐらいに気楽にお考えになっていい加減ではないか、という気がします。 >子どもが親を愛せない心理 :これだけでは漠然としていますので確信は持てませんが、 基本的には、何らかの理由で、「自分は受け入れられていない」「自分は信用されていない」という感情を持つに至る結果として、という場合が多いのではないでしょうか。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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男でじじいですが、同情します。母性は本性といわれてきておりますが、誰でも何だって負担が大きいと疲れるし、苦労ですよね。 本性といわれる母性が、人の心や生活のどこにどのような性質と形であるか、あまり把握できてはいないと存じます。宇宙の本性としての母性もあまり、そこにご飯があるようには見えているものでもないし。 だから、一概には言えないと存じます。条件やその人の性格や、いろんなことで、いろいろな出方や、形態ががあるのではないですか。 理性が勝る人、そんなことより動物的な本能(決して、低次元ではないですよ)のように出ている方。負担につらい人。自分の血肉としてエゴが少し混じっている人。今も昔も子育ては、女性の負担でしたが。 年取って孫が居ないからかな、人の子どもも動物の子どももがとても好きです。負担もないしね。来た時だけの子ども達ですので。 貴女様も、少し余裕ができてくれば、また状況が変わるので、どうか暫く、奮闘されてくだい。子どもはおかぁさんの生活や心理にすごく影響され、それでいろいろな態度をとるし、反抗もするし、かかわりもするのではないでしょうか。 お母さんとして、できないことはそっとしておいて、子どもさんに少しエゴの本能の母性で付き合ってみてください。
あまり根拠がない意見ですが、かわいいというのは完全に支配できる対象について生じる感情だと思います。多くの親が自分の子供をかわいいと思うのは、同じ理由からだと思います。このような(普通の)親の中にも子供が独立してもかわいいと思える人とそうでない人がいると思います。それぞれいろいろな問題を含んでいますが、結論的にはかわいいと思うのは愛情とは関係がないことではないでしょうか。相手の独立性を受け入れている場合(将来自分から独立して生きていけるようになってほしい願っている場合でも)の感情は親子と言えども敬意が主体です。子供を愛せないと言っても、それは子供を育てる責任の重さをあまりにも強く感じてしまった結果であることもあります。
- hipotama
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心苦しい心中察します。 ところで、母性原理、父性原理という言葉をご存知でしょうか。母性原理は、何でも包み込んでしまう慈悲の心です。父性原理は、理性によって厳しく判断する心です。母性原理は母親、父性原理は父親と言うことはなく、一人の人間に両方存在します。ただ、対人関係においてどちらの原理を使うかによって、その人によって様々です。 子供が親を愛せない心理については、人間は死ぬまでにその年代において獲得しなければならない発達課題があります。子供に限ると自我の発達と言うことがあります。自分はこうなんだと自分を表現することは、周りから見れば反抗と見えます。有名なものは第1次反抗期、第2次反抗期があります。 これが、質問に対する回答ですが、お節介ながら2~3のアドバイスをしたいと思います。文脈からすると、あなたは元々子供は嫌いでなく子供の関係において問題があり、そのように思ってらっしゃるかなと思います。 子供が反抗するのは、正常な発達です。前述したように子供は成長する過程において、反抗をします。それを、暖かく見守る必要性があると思います。 あなたの性格からすれば、母性より父性の方が強いのでできないという場合は、1回カウンセリングを受けたらどうでしょうか。親子関係は1対1でどうしても感情のぶつかり合いになって、悪化してしまいます。そこにカウンセラーという第3者が入ることによって、冷静にに判断し助言をもらえます。 そのカウンセラーの選び方ですが、不眠、幻想など身体症状が出ている場合は、心療内科や臨床心理士。家庭内暴力などの反社会的行動が出ている場合は、児童相談所など。それほどまで行かない場合は教育委員会などで設置している相談窓口などが良いでしょう。 あなたは「子供をだきしめたい」という感情をお持ちなので、大丈夫だと思います。私はそのカウンセラーと同時にそのような体験者です。
お礼
お礼が遅くなり、失礼いたしました。 私は人に言わせると、「正義感が強い」のだそうです。 反面「融通が利かない」部分は、自分でももてあましており、やっかいです。 生育歴は複雑で、嫌いだった母でさえ母性原理があったと、今だから 思います。 なのに、何故私には母性がないのか、それが苦しいのです。 きっかけは上の子の反抗期です。 上の子は劣等感が強く、周りと同じでなければ不安が大きい子です。 その不安を埋めるため、どんなに周囲に反対されても、我を通そうと します。そのくせ、年相応に家の事を手伝ってはくれません。 もう、この子をかわいいとは思えません。 叱られるかもしれませんが、 一日も早く家をでて独立してもらいたい、関わりたくないとさえ思ってしまいます。 下の子は、前の質問者さまへのお礼に書いた状況です。 正直、疲れ果てました。 世間体を考えるよりも、カウンセリングを受けたいと思えるように なりました。 具体的なアドバイスに、方向性が見えてきました。 ありがとうございました。
- KuYo0420
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trickystarさん 一人で悩まないでくださいね。 お子様は今どこかへ預けていますか? もしまだなら、 ご自分が疲れたときはいくところがあります。 まず保育園へいってみてはどうでしょうか? 話も聞いてくれるし、子供の面倒もいてくれるし。 担任の先生がだめなら園長だって、主任先生だってお母様のお話に、 耳を傾けてくれます。 ここで”母性欠如の母親の心理”とじっくり心理学に頼るより、 アドバイスだけ受け、 実際ご自分の足で近くの施設を訪れて相談したほうが、 もっと自分の事を、またその問題にどう取り組めるのかお手伝いしてくれる人々がいます。 それは、文章に見えるものでなく、後々でもご自身の目に、また心に見えるものです。 まずは誰かにご自身の心のうちを話してみてください。 少しずつでもご自身のことを・・・。 みなだれも完璧な母性を持って完璧に子供を愛しているのではないのです。
お礼
お礼が遅くなり、失礼いたしました。 子どもは中学生と高校生なのです。 補足しますが、我が家は母子家庭です。 今週も、中学生の子が部活を辞めたい話になりました。 私が家にいないこと、部活での不満など打ち明けられました。 いつもなにかしらあり、一人で背負うには疲れてきました。 こういった話は、もし人から自分が聞かされたら、「重い」です。 なので、あまり人には言わないようにしています。 ですが、KuYo0420様の温かなお言葉、 とっても嬉しかったです。 まず、部活のことは顧問の先生と相談してみます。 感謝します。ありがとうございました。
- jan3ms
- ベストアンサー率38% (52/136)
私も,貴方と同じで子供をかわいく思えません。 なので,結婚する前に夫には子供をつくる気はないと,はっきり言って,夫も承諾して,結婚しました。 逆に,貴方のように子供がかわいくないのに,子供を産まれる方はスッゲえギャンブラーだと(勇気があるなぁ)思っています。 なんかのテレビでやってたんですが,最近の研究では 母性とは,その人が産まれたときから決まっていて,成長過程がどうのこうので母性が強くなったり弱くなったりするものではないらしいです。
お礼
私の表現が乏しくて、誤解されてしまったのですね。 ごめんなさい。 私は「子ども全般」ではなく、 自分が出産し、育児していく過程(反抗期など)で、自分の子どもに 対する「無条件にかわいい」という母性がなくなってしまっています。 具体的には、リリー・フランキーさんのお母様の様な母親ではなく、 「子どもが重荷」になってしまっている状態です。 ですが、苦しいです。 本当は、愛したいんです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなり、失礼いたしました。 >かわいいというのは完全に支配できる対象について生じる感情だと思います。 納得できます。私が「愛せない」と思ったのは、「自分の手に負えない」と感じた頃からだったので・・・。 私の子育ては「世間に迷惑をかけない」ことがメインでした。 ですが、外面は「礼儀正しく、しっかりしたお子さん(とのお言葉を いただいています)」ですが、家ではゴミをくずかごの中に入れることさえしません。うしろから片付けなければいけません。 身内には「厳しすぎるから」と言われます。 いったい、どこまでが正しいのでしょうか。 どうしたらジャッジをひけるのでしょうか。 やはり、中にカウンセラーの方を入れたほうが良いのでは、と 思います。責任の重さが少しでも軽くなるのでしたら、それがベストかと考えています。 回答していただきありがとうございました。