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「母性」と「父性」
「父性」という単語は、「母性」という単語の反対語として作られたものなのですか?
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「小さい」の反対語は「大きい」ですよね。 「母性」とは、例えば営巣本能により自分と他者を守ろうとする行為。育みの本能。母乳を与える、子供の世話をすることは努力でしているのではなく、本能がさせていて自覚を越えているものです。 「父性」は闘争本能により自分と他者を守る行為。母性が昇華して、もっと大儀の組織とか社会とか世界に対して起こる本能がさせているもの…だと思います。 しかし、完全な社会というものが実現するのが難しいのに対し、努力や無理もなく、自然でありのままで喜びになり人間の完全性から出来ることは母性だけなのでは?と思っています。
- taked4700
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あまり自信はないのですが、心理学の始まりが、女性のヒステリーの治療から始まったことと関係があるのだと思います。 ヒステリーと言ってしまうとあまりイメージがよくないのですが、昔の西洋社会では、女性の大部分はかなり抑圧された生活を送るのが普通だったので、多くの女性が、突然倒れてしまったり、口が利けなくなったりしてしまい、その治療法として、心理療法が考えられたと言います。 なお、母性とは、子供や他の人に寄り添い、その生きる可能性を信じてあげること。 父性とは、社会的な広がりの中で善悪の判断を体現すること。 以上のように自分は考えていますが、貴方はどう思われますか。
- ohirune_neko
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なぜそう思われたのか、いまひとつわかりませんが・・・。 父と母というように、対になる言葉なので双方あるのではないかと。 「母があるので反対語で作られた」とは、あまりおもえません。母性と言う言葉の方が良く耳にするので、そう思われたのでしょうか? ちなみに日本ほかアジア圏は、家族の中では女性が強いので母系社会と呼ばれるようです。 逆に開拓者的なアメリカやヨーロッパ圏は、父系社会ですね。 民族的なものや、社会体制、宗教観、国の変遷などからも、そのあたりはわかるような気がします。
補足
ご回答、どうもありがとうございます。 「母性」と言葉は日常でもよく聞きますし、論文なども多く見かけるのですが、それに対して「父性」というものは、「母性」に比べると、あまり研究が進んでいないような気もしますし(単に私が知らなすぎるということもあるかと思いますが)、世間でもあまり浸透していないように思えたのです。 辞書などで簡単に調べてみても、「母性」は定義がちゃんと載っているのに対し、「父性」は単に「母性の反対語」というような書かれ方で、父性についての定義が載っていないものが多かったので、「母性」という言葉に対応する言葉として、後から出来た単語なのかなと思ったのです。