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東日本の部落差別について
「東日本出身なので、部落差別という観念自体ありません。」 という記述を、ネット上でよくみかけますが 東日本には被差別部落というのは存在しなかったのでしょうか?
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ご質問の直接の回答にはなっておりませんが、ご参考まで‥ 運動団体の関係もあるとは思いますが、被差別部落の存在しない市町村にとっては、これ幸いと同和問題を避けて通るという風潮もあったのではないかと思います。そこで生まれ育った人は、同和教育を受けていないので、被差別部落の存在すら知らないまま大人になるだろうし、前の方が書かれているように、他の地域に転居してから戸惑うというのも、私自身も経験しました。東と西という大枠だけではなく、その地域にあるかないかという違いでも、住民の認知の差が出てくると思います。 以上が回答なのですが、以下に私の少し特殊な体験を一応書いておきましたので、宜しければ参考にして下さい。 私は愛知県で生まれ育ちました。私の家は市の境界付近にあり、小川の向こうは隣の市ですが、その川向いは同和地区でした。私は、その川向いから越境して遊びに来ていた同和地区の子供たちに、囲まれてよくいじめられたので、子供心に同和は「恐い」という固定観念が植え付けられました。しかし、小学校~高校で同和教育を受けた記憶はありません。 その後、京都の大学に進学して、たぶん大学の講義で始めて同和問題というものが差別と人権の問題であると知りました。京都には今も住んでいますが、行政の広報誌などには人権うんぬんの標語が必ず書かれており、エセ同和の問題もあり、今でも少なからず違和感を感じます。 大学の確か「社会教育概論」とかという教科の夏休みの課題で、出身地の社会教育施策についてレポートせよというのが出題され、私は出身地の市役所に研修を依頼しました。一通りの説明と施設案内の後での質疑応答で、私から同和教育‥を切り出したところ、まだ質問を全部言い終えないうちに、「当市には被差別部落は存在しない」と一言で質問を封じられました。私の子供の頃のいじめられた体験を話し始めると、「予定の時間が過ぎている‥」で、研修は終了!となりました。明らかにその話題を避けているように感じました。ちなみに25年前の話です。
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- do-deshow
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3代目江戸っ子です。(正確にはもっとです) 30年前に、○産党の社会科教師から「東京の同和問題について」 と言われて調べたのですが、「同和優遇」も探せなく、何をもって「同和」と言うのかもわからず。「人権センター」と言うところに尋ねても、 「同和出身という人が同和、優遇はありますかも」と言う返事で、法務局に「エセ同和にご注意と書いてありましたが、どういう意味ですか?」と尋ねたら「私は同和だから法の特別優遇があるから私を使うと得するよと言う人がいますので、だまされないように、と言うことです。優遇はありません。」 と言うことで、何がなにやら。。。のレポート出したら教師むっとしてましたが。 歴史的には侠客で(歌舞伎でも)有名な新門辰五郎(大金持ちです)が浅草で町民の信頼を集めていた、彼の人別は非人頭と言うことくらいしかわかりませんでした。
- yakyutuku
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基本的に関東の多くの地区は天領(幕府直轄領)でした。そして天領では部落はすごく少ないです。被差別部落は基本的に、貧しい農民の捌け口として作られましたが、諸藩と違い天領ではあまり苛酷な年貢の取立てができませんでした。(理由は単なる幕府の人手不足です。)だから部落も多く作られなかったのです。
神奈川県在住者でしたが、被差別部落はあったようですが、殆ど意識していませんでした。(おみこしの通らない集落があるとか) 関西と違って「同和特権」みたいなものがないので、結構ニュータウンは旧部落のうえに建っていたりしますし、私が住んでいたところはベッドタウンで市民も昭和40年以降に移り住んできた人が殆どで、地主に発言力が殆どありませんでしたから殆どの人は意識しなかったんだと思います。 今住んでいる北海道にはいわゆる「部落」問題は無いですし、"部落”="集落"で差別的な意味が無いのは東北地方と一緒です。 北海道にはアイヌ問題というのもありますが、これはどっちかというと異質な文化を持っているものを強引に倭人の文化に制度上同一化させてしまったため、文化が失われたわけで、被差別部落の問題とはかなり意味合いが異なります。 ただしアイヌの利権を持っている団体も存在しますんで、あ「アイヌ」=「被差別」の文脈にもって行きたがる人がいることも確かです。
- kawakawakawa13
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>幕末。 >東日本は幕府側。 西日本は新政府側。 これは部落差別とは、関係ありません。 部落差別とは、同和問題であり、戊辰戦争等は無関係です。 >東日本には被差別部落というのは存在しなかったのでしょうか? 厳然として、存在しています。私も埼玉北部出身ですが、同和地区出身です。 ただ、東京等首都圏は、人口流入等で明治以来人々の移動が多く、また同和地区出身者も、過去のしがらみを捨てるべく、他の地方に移住したのです。 そんなわけで、同和地区=被差別部落自体、どこなのかを知っている人自体、また差別対象自体不明確になっているのです。 ですから、場所によっては、かなりはっきり残っています。
- jamiru
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幕末。 東日本は幕府側。 西日本は新政府側。 後は、勝てば官軍。 官軍の地域ははやり放題。 負けた方は昔の話は無し。新時代に従わねばならない。 東日本は流血によって身分制度が崩壊したが、西日本は身分制度が流血によって崩壊しなかった。 いつまでも残ってしまった。 新時代に従わずに、身分制度を剥奪され路頭に迷った武士が西日本で武装蜂起したのを鎮圧したのは、東日本の民兵だったとか。 戊辰戦争で東日本を暴虐して進軍した新政府軍の主力の西日本の武士を討つ為に、元武士だろうと元町民だろうと元部落だろうと集まったとか。 民衆になった彼らは江戸幕府の身分階級である武士を団結して業火の中に滅ぼしたので消化できたのでは?
- morimaru47
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東日本の中でも東北地方は、かつて僅かに存在したといわれる被差別部落が現在は消失しているため、「部落差別という観念自体ありません」というのは正しい認識です。 東北地方では、「部落」を単に「集落」という意味で使います。東北出身者が進学や就職で上京後に、「部落」が禁句だと知って戸惑うことがあります。 一方、関東地方には歴然として被差別部落が存在します。 例えば、以前に埼玉県で発生した「狭山事件」は、被差別部落の問題が背景になっている側面もあります。 したがって、「東日本出身」を「東北出身」に限定すれば、ほぼ事実に即した見方になります。
- lafoji
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参考になるかな?以前にも同じ様な質問が有ったようです。
- fumi-33
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東京にもありますし、日本全国にまだありますよね。 ホームページもたくさんあるし。 「東日本出身なので、部落差別という観念自体ありません。」という 方々は知ろうとしない人達なのでしょうね。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 今気付いたのですが、もしかしたら 「東日本は部落差別の教育がないので普通に生きていたら知らない」 という意味なのかな?とおもいました。 私は西日本の出身なので、小学校の時にそういう授業が少しありました。