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英語ではなぜ疑問文や否定文にdoを用いるのか?
中学の英語で最初に習う動詞はbe動詞ですよね。(そうとも限らないかもしれませんが、いずれにしろ最重要動詞でありますよね。)そして、疑問文にする時は主語と動詞を倒置すると習います。ところが、haveのような一般動詞が出てくると、今度は語頭にdoを置くと教わります。 多くの中学生は このdoは疑問文や否定文を作る時に使うだけで、do自体は意味を持たないことに気付きます。 そこで質問ですが、英語ではどうして、一般動詞はbe動詞のように主語と倒置して疑問文を作ったり、否定文にする時 直接 notで否定できないのでしょうか?
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> 私はなぜdoを用いるようになったのか理由を知りたかったんですが、、、 私が習ったところによると・・・ 歴史的に見ると、英語は複雑な格変化を失い、代わりに語順が文法上重要な言語になった。この語順を重視する感覚が、疑問文や否定文での語順を統一しようという方向へ向かい、その結果、助動詞の do(does,did) を現在のように使うようになった。 ということでした。 疑問文:助動詞(+not)+主語+動詞 否定文:主語+助動詞+ not +動詞 be, have(イギリス英語) は例外で、dare, need などは 動詞、助動詞の両方で使われます。
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- ganglion
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do を「強調の助動詞」と捉えたらほかの助動詞との整合性がわかります。 I do go to church. Do you go to church? 疑問文の性質上、動詞を「強調」して尋ねる。これだと can や will などほかの助動詞と構造上なんら変わりません。do は意味を持たない、と考えるのではなく「強調の do」の一種だ、と考えると整合性ができます。 shall に相当するドイツ語は soll ですが、ロマンス語にはないでしょう。
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回答ありがとうございます。 なるほど、そういう考え方も出来ますね。しかし、平叙文でのdoは強く発音されるのに対し、疑問文でのdoは弱く発音されるんですよね。 ただ、整合性というのなら、be動詞に合わせて考えれば、疑問文や否定文でのdoは不要なわけですし、それなら動詞がbe動詞の場合はなぜ 疑問文や否定文にdoを用いないのか疑問が残ります。
- harepanda
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英語を含むゲルマン語系列の中でも、この現象があるのは、英語だけなのです。昔の英語には、助動詞のDoはありませんでした。 助動詞Doを用いた疑問文は、16世紀ごろから定着し始めたと言われています。 たとえばシェークスピア(1564-1616)でも、Doを用いない疑問文が散見されます。"Said I?"言っただろ?みたいな。
お礼
回答ありがとうございます。 ドイツ語なんかは一般動詞もそのまま主語と倒置して疑問文を作りますし、否定文では 動詞の直後にnichtを直接起きますよね。 英語でもhaveは一般動詞の用法でもdoを用いないで疑問文や否定文を作ることもあるし、dareやneedもdoの使用は任意だったりしますよね。 ただ、折角ですが、私はなぜdoを用いるようになったのか理由を知りたかったんですが、、、
お礼
回答ありがとうございます。 >この語順を重視する感覚が、疑問文や否定文での語順を統一しようという方向へ向かい、その結果、助動詞の do(does,did) を現在のように使うようになった。 英語というのは文法が単純化する過程で、一部未整理の部分が随所に残っているので、却って時々不統一性の不条理に遭遇しますよね。