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英語の疑問文・否定文に出てくる do の起源は?
現代英語では、疑問文と否定文に do が出てきます。John plays the piano. という文を疑問文にするには、John do plays the piano. と do を挿入した後、主語と一致させて、John does play the piano. とし、主語と do の語順を入れ替えて、Does John play the piano? としてようやくできあがりです。こんな複雑な規則がどうして、どのようにして、できあがったのか、に興味があります。否定文でも、否定辞 not を付け加えるだけでもよさそうなものなのに、John do not plays the piano. と do も挿入して、それを一致させて John does not play the piano. としてできあがりです。他の言語の文法から見ると、とても複雑に見えます。なぜこのような一見複雑に見える文法規則ができあがったのでしょうか。教えてください。
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- lupinletrois
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疑問文は「複雑」といっていますが、文頭に do を付加しただけで、 (人称変化や過去時制は、does, did が受け持ってますが、)、他の will や can 、完了の have 、受身の be の助動詞の構文と疑問文・否定文 と全く同じです。(have, be も 人称変化や過去時制を受け持ってます。) 質問文のような考え方で 複雑に 実際は疑問文を組み立ててはいません。 ヨーロッパの他の言語でも、助動詞・主語の倒置自体は、よくあることです。 ただ、可能や未来などの意味がなく、肯定文で不要な助動詞を 構文を 整えるという文法的機能だけで、付加するというのは、珍しいですね。 「助動詞 + 主語」で疑問倒置、「主語 + 本動詞 + 他」で正置のわかりやすさ をあわせ持つものです。古英語時代は、疑問・否定に do は必要なかった。 大きな変化を遂げて、名詞格変化もなくなり、動詞の人称語尾もなくなり、 疑問文のような倒置をすると特に構文がわかりにくくなります。want や hope などの簡単な語でさえ、名詞・動詞同形で、condition のような名詞語尾の 語でさえ、そのまま動詞としても使われます。主語が名詞で倒置しようとすると 動詞によっては、構文がわかりにくいのです。そこで do のような助動詞が あると手がかりとなって構文つまり意味が取りやすくなるのです。 ただ 整合性が悪いのが、do 不要なはずの be の否定命令( Don't be afraid !) と、never などの not 以外の否定は、do を使わないことです。 ・歴史について http://www.cogsci.uni-osnabrueck.de/~qitl/QITL1/QITL-Dateien/Slides/vulanovic_hand.pdf ↑によると 1400年以前には、疑問文・否定文の do はなかった、と。 最初は、否定疑問文のようです。その後、疑問文・否定文に使われ、 どちらが先とはいえないようです。16世紀でも多数ではないようです。 ここには、書かれてませんが、減少したあと、スコットランドで増えて、 その後主流になったようです。文法として定着したのは、19世紀です。 ↓以前に回答したものです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2225653.html
質問内容に適さない、意味不明な回答をして、 申し訳ありませんでした。 これからは、ちゃんと、内容を見て、 自分の答えられる質問なのかどうかを、 ちゃんと考えてから、回答をするように、致します。 何か一言でも、回答にたいする返事を頂けると、 私の様な学の無い者でも、救われます。 ありがとうございました。
- trgovec
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15世紀くらいからこのような用法が発達してきました。現代でも用いられる強意用法(Miracles do happen.「奇跡は確かに起こる」)がその起源であると言われています。 古風な言い方である I think not. などとの比較から、否定語が前にあった方が早く分かると言われることがありますが、それ以前からある否定語 ne の位置は比較的自由で He ne pleyeth (= He does not play) のように前に置くこともできました。ですから否定が早く分かるというより否定が強調できるというのが理由でしょう。一方、否定語の位置が固定されてしまい「彼はピアノ“は”弾かない」のように特定の語を否定するようなときは口調で区別することになりました。 疑問文は強調の意味に加えて、一般動詞は SV の語順を保ちたいという欲求もあったようです。現代語でも限られた言い方を除いて一般動詞が主語に先行することはなく、話者が自分の判断で倒置させることはできません。 ..., said the man. Here comes ... There goes... There lived... など SV を保ちながら主語の前に(助)動詞を出すのに do は都合が良かったのです。
3単元で正確の述べて居る事が、 その文を述べた人の意図を読み取る事が出来、 とある例文が有ったとした時に、 良かった……。単数だから、動詞の活用が変わったんだ。 と素直に自分に取り入れる事が出来て、 その例文を見た者は、事実を正確に知る事が出来る故に、 常に、動詞の活用や、冠詞の正確な使用や、主格なのか、 所有格なのか、目的格なのかを、はっきりさせた、 語順のルールを守っていれば、より、分かり易い文だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。でも、おっしゃる意味がほとんど理解できませんでした。
お礼
わかりやすい回答をありがとうございます。 「15世紀くらいから」とのことですが、それは否定文・疑問文ともに同じ時期ということでしょうか。「強意用法(Miracles do happen.「奇跡は確かに起こる」)がその起源である」という説の根拠は何でしょうか。また、それらを学べる著書や論文などはありますか? 否定語は以前は not ではなくて ne だったのですね。位置は比較的自由とのことですが、文頭、動詞の後ろ、文末などどれもあったのでしょうか。「彼はピアノ“は”弾かない」のように特定の語を否定するようなときは口調で区別することになったとのことですが、古い時代の発音のことがどうやってわかるのでしょうか。 「疑問文は(中略)、一般動詞は SV の語順を保ちたいという欲求もあったよう」とのことですが、ドイツ語などではVSの語順が許されていますよね?英語では昔はだめだったのでしょうか。 教えていただければ幸いです。(ちなみに私は韓国語の教師をしていますが、同僚の中国語の先生にこの英語の質問をされて答えられなかったので、ここで質問させていただいております)