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the first degree of affinity
ヘンリ8世とキャサリンオブアラゴンの離婚問題と、ローマ教会との離別についての英語文献を読んでいるのですが、「the first degree of affinity」これが何のことを言っているのか分かりません。姻族の第一親等ということですか?ちなみにその一文は「He was told to obtain a dispensation from the first degree of affinity.」となっています。
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>姻族の第一親等ということですか でしょう。キャサリンオブアラゴンはヘンリ8世の兄であるアーサーと結婚し、未亡人になったので、affinityがある義理の弟と再婚するにPopeから dispensationをもらったはずです。ただ、キャサリンオブアラゴンは初婚では夫婦の関係はなかったと主張していましたが。 そしてヘンリ8世が離婚を正当化させるために言い出したのは、教会から法律的に義理の姉と結婚の許可を承諾していても神には(ようするにモラル的には)許されない事で無効の結婚で、キャサリンは夫婦関係がなかったと言っているがそんなの作り話だと。 まあ、自分の愛人(Anne)の姉(Mary)とも愛人関係だったことを棚に上げて、本当に自分勝手の調子の良い解釈ですが。 ただfirst degreeとあるのが気になって(現在の法律では義理の兄弟はたしか2nd degreeになるはずなので)調べてみましたが昔の法律では義理の兄弟関係はfirst degreeになるようです。 http://books.google.com/books?id=vmO1NHtbqtAC&pg=PA386&lpg=PA386&dq=first+degree+affinity&source=web&ots=LSSk3oOokk&sig=sLB7ycATST1HyYfhDRDO3WLyE-c#PPP1,M1 (385~386ページ) ヘンリ8世の伝記を読んだのは数年前ですので、間違っていたらすみません。
お礼
わかりやすい解説ありがとうございました。 first degreeについてのサイトも参考になりました。