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浜辺の歌の意味がわからない
浜辺の歌の1題目、2題目までは意味がわかるのですが、3題目の意味がわかりません。教えてくださいませんか? はやちたちまち 波を吹き 赤裳のすそぞ ぬれもせじ やみし我は すべていえて 浜辺の真砂 まなごいまは 西東社刊 「童謡・唱歌 こころの歌」より
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はやちたちまち 波を吹き 赤裳のすそぞ ぬれもせじ やみし我は すべていえて 浜辺の真砂 まなごいまは 東風が波の上を吹き、 着ていた赤い服がすっかりと濡れてしまったことだ 病んだ自分は癒えてきたが、 浜辺の砂,いや,私の子どもはどうしているのだろうか http://www7a.biglobe.ne.jp/~hnet/haturatu/hamabenouta/hamabe.html 「はやち」は疾風(はやて)で、 「ち」は東風(こち)の「ち」と同様、古い日本語で風を意味します。 「赤裳」は赤い着物。 「ぬれもひじし」は「濡れ漬つ」という複合動詞の間に、 意味を強める係助詞「も」を挟んだもの。 「漬つ(ひつ)」は、「沾つ」とも書き、水につかる、濡れるという意味。 末尾の「し」は、過去を示す助動詞「き「の連体形。 「すそぞ ぬれもひぢし」で、 裾がすっかり濡れてしまったという意味の係り結び。 「真砂」は、一般にはマサゴと読み、細かい砂を示します。 次の「まなご」も同じ意味。 「まなご」には愛子という意味もあります。 4番が消失してしまったのでわかりませんが、 古渓は「まなご」に真砂と愛子の2つの意味を、 掛けていた可能性があります。 だそうです。 なんか、どこを見ても、この歌の3番はイワクツキのようですね。 http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/01/post_e4b4.html
お礼
ぬれもせじ を ぬれすらしなかった と解釈してました。トホホ。 ありがとうございました。