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浜辺の歌

なぜ3番が削除されたのでしょう?

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回答No.1

私の知る限り、昭和22年の音楽の教科書で既に省かれています。省かれた理由については巷間様々な説が流布していますが、一番正確なのは作詞者である林古渓本人が、三節目を歌われるのを望まなかったということでしょう。 そもそもの経緯は、「当初4節だった詩を詩人に無許可で第3節と4節が繋げられ楽譜が出版されたことがありました。意味がよくわからなくなってしまった為,現在のように2番までを歌うのが定番となりました。」(http://shop.tokyo-shoseki.co.jp/shopap/10005445.htmより引用)とのことです。 前半部は原作3番の前半、後半部は原作4番の後半で、編集途中の事故でくっつけられたといわれていますが、何しろ、80年くらい前の話ですから本当のところは、分かりません。 ただし、ここに林古渓の息子さんの談話というのが紹介されており、その中でこの3番に関わる経緯が語られています。 http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/01/post_e4b4.html 確かに3番は意味が分かりません。色々もっともらしく現代語訳・解説している文章も読みますが、普通に詩を読める感覚と、高校程度の文語(擬古文)の知識があれば、「そりゃ、違うだろう」というレベルです。 この人は昭和22年まで存命でしたから、音楽の教科書の編纂時点で生きており、その意志を尊重したということだろうと思います。

soramist
質問者

お礼

丁寧なご説明を有難うございました。