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Isn't that Choi's briefcase by the copier?
某出版社のTOEICの問題集に Isn't that Choi's briefcase by the copier? の訳が 「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」 となっておりました。この訳の場合、 by the copierはthatに掛かっていることになり、 話し手はかばんがチョイのものか分からない状態ですが、 直前のbriefcaseに掛かると解釈し、 「それはコピー機のそばにあるチョイの書類かばんじゃない?」 (話し手はかばんがチョイのものだと知っている) という訳は成立出来ないのでしょうか? お分かりの方、お教えください。
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- Milancom
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Milancomです、ただいま帰りました。さあ、考えるぞ! 実はですね、最初の回答を書きながら、状況次第では「それはコピー機のそばにあるチョイの書類かばんじゃない?」にはなるだろうけど、こうして文字だけで見て、その上前後の状況がなくてもそういう意味に取れるような英語だってあるんじゃないかなあって、心のどこかにひっかかってはいたのです。 先入観なしに、Isn't that Choi's briefcase by the copier?を読めば、「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」と感じてしまうからです。少なくとも私にはそう感じられるのです。でも、それはなぜかがわかりませんでした。thatの問題なのだろうか? what you meanにでも代えればよいのだろうか? しかし、「あなたのいっているもの」=「それ」=that で別段おかしくもない気にもなるし…。というわけで、できたのが最初の回答です。 thatについては、次の例が役に立つでしょうか。ランダムハウス英和大辞典の例文です。 The rules at school? Is that what's bothering you? 校則だって,そんなもの気にしているのか。 この例では、thatは、The rules at schoolをさしています。最初の私の例でも、セキュリティの係員に「カメラに映る影」と問われているわけですから、それを受けてthatと言えば会話としては自然になります。 しかし、ここで小さな問題があったことに気づきました。次の例を見てください。 Fred doesn't want to go, and that's the problem. フレッドは行きたくないと言うんだ. こいつは問題だよ。 ここで、problemにtheがついています。そういえば、what's bothering youも、the thing that is bothering youですから、気持ちの上ではtheがついていますね。 これは、Gさんの回答を読んでもう一度辞書を引きながら考えて、あっな~るほどと思ったことです。ここが、あの最初からなんだか引っかかっていたことなのかって…。 というわけで、やっぱり、ご質問の文は前後の文脈がなければ、「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」と理解するのが自然なのですかねえ。Gさんもそういうことを言ってるのかしら? さて、私めへのご質問ですが、 Isn't that by the copier Choi's briefcase ? 「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」 ですか? なんだか、かなりつらいですねえ。無謀とは承知で「日本語に忠実に」英語にしてみましょうか。『迷ったらまず直訳』これは翻訳家のセオリーだそうですから。 Isn't the briefcase by the copier Choi's? 別に悪くないのでは? でも頭が重いですか? 確かに書くとそうですねえ。話すときなら、リズムとかイントネーションでそうでもないような気もするのですが…。まあ、直してみましょうか。 Th briefcase by the copier, isn't it Choi's? これでいかがでしょうか? 話し言葉でもよく聞く表現のように思われるのですが。 この質問、すごく楽しいです。よかったら、また書いてください。考えます!
- trgovec
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「それはコピー機のそばにあるチョイの書類かばんじゃない?」 状況によっては可能かもしれません。「それ」というのが「君が言っているのは」とかの意味であればですが、果たしてそういう意味に相手がとってくれるかは疑問です。 「相手に指し示す this, that 」に更に語句をつなげて *that by the copier 「コピーのそばのあれ」というのは前の方にあるとどうにもリズムが悪く 「Is(n't) that ○○ 場所を表す語句?」のように分けられるのが習慣的になっています(文法的理由と言うより習慣です)。 Who's that by the door? のような言い方なら大丈夫と思います。 言いたいことを確実に伝えるならGさんの挙げられたような形をとった方がいいでしょうね。 Is that Nancy over there? のような文は中1の教科書でも平気で出て来ますから、いつも納得させるのに苦労します。
- Milancom
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Milancomです。 う~ん、すごくいい議論になってきましたね! とてもおいしいコーナーです。 ちょっと、用事で外出します。帰ったらまた書きますから、締め切らないでくださいね。お願いします!
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! はい、両方に訳せます、と言いたい所ですが、先を読んでください。 訳とはひとつの文章だけから判断できることは非常に難しいと言うことを無視した問題ですね。 状況が分からなく言った人のフィーリングを感じ取れないのであれば、何を言おうとしているのか分からないわけですから訳は作れないと言うことなのです。 なぜ、文脈によって意味が変わります、前後する文章がないので分かりません、とはっきり言えると言う事は、つまり、その人は英語が分かっている人、と言うことなのです。 そして、複数の違ったフィーリングを感じ取れると言うことも、英語力のひとつだと私は信じています。 私の回答の中で多くのものがそれを指摘してつもりです。 ひとつのフィーリングしか感じない、この問題集のように、ということは、それだけ編集者の英語力に疑惑を感じても「半分」いいことだと断言できることなのです。 しかし、英語には英語なりの文法と言うものがあります。 いいえ、英語を使えるようになるには使い物にならない学校文法とは違います。 どういえば相手もいっていることがわかるかという基準が文法なのです。 英語の社会で一般的に認められている文法です。 これを社会文法と言います。 社会文法を身につけておけば英語を使える、と言うことなのです。 定冠詞の用法、と言うのを学校でちゃんと教えてくれますね。 しかし、その知識を応用できないようにするような教え方は、結局学校文法を教えている、と言うことになってしまうのです。 定冠詞がヒントなのです。 前置きが長くなりましたが、この文章のフィーリングは問題集の訳が持っているフィーリングを出したものなのです。 後者のように、それってコピー機の横のチョイのかばんのことじゃない?と言うフィーリングがあれば、Isn't that the Choi's briefcase by the copier?とthe briefcaseとしないと「私が知っているかばん」と言うフィーリングが出てこないわけです。 そして、フィーリングを感じ取る方も、それを言う状況にいるのですね。 「あれ」と言うフィーリングと「それ」というフィーリングにも状況が浮かび出ることはでるのもお分かりですね。 学校で「thatはあれ・それと訳す」と教えてくれるものの、どうやって区別をするのかまでは教えてくれないのではないでしょうか。 でも、上ではわざと「のことじゃない」とまでフィーリングを出した表現にしましたが、現実には「あれってチョイのかばんじゃない?と言う状況」か「それってチョイのかばんじゃない?」と言う表現で済ましてしまうのではないでしょうか。 しかし、あれとそれの訳を区別するだけでこれまでフィーリングが変わってくるのです。 しかし、日本語訳では区別が出来ても英語のほうはちょっと難しいかもしれませんね。 こちらの人もそう感じるときがあるのです。 つまり、誤解させてしまうかな、と言うよりも、その状況いるわけですからまず誤解ということはしないはずですが、よりわかりやすい表現を使うことで、問題なくフィーリングを伝えたい、と言うフィーリングがあるわけです。 ですから、Are you talking about the Choi's briefcase by the copier?とすることで、上で「わざと」かいた「のこと(を言っているの)?」と言うフィーリングがちゃんと出てくるわけです。 ということはすなわち、状況ということばの背景にある非常に強い要素があるために、冠詞を「無視」するさえあるのです、というと語弊があるので、冠詞の持つ形容詞としての役割を使わなくても多分ちゃんと通じてしまう、ということが起こるわけです。 (この理解が持ち合わせていない学校文法学者さんは、アメリカ人は冠詞の使い方をしらない、というような事を言っていますが、結局は自分にはこの理解がない、ということを公に表明していることに気がついてもいないわけです) これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
- Parismadam
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No.2です。すみません、「はじめまして」ではありませんでした。 7/5のご質問ではお返事を有難うございました。 質問に関係なく失礼しました。
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問文の文型を考え分解すると、わかりやすいです。 that:主語S isn't:不完全自動詞V Choi's briefcase:補語C by the copier:場所を表す前置詞句(ここでは名詞にかかるので形容詞句) この文の基本は 「それは、チョイのかばん、ではない」 で、That「それ」とは、目に見えるかばん(チョイのかばん)のことを指して使われている指示代名詞です。 もし、この訳を「それは、コピーのそばのチョイのかばん、ではない」とすると、「それは」は何を指しているのでしょう。前出の名詞、既出の話題、と考えられますが、この一文の例題だけではthatの指示する内容を推測しかねます。 つまり、by the copierがChoi's briefcaseにかかる訳では、thatが浮いてしまうのです。ご質問にあるような意味がとれないこともありませんが、問題で一文で出される例題では、このような正体不明の代名詞が出されることはありません。 従って、このby the copierは指示代名詞thatにかかっていると考えるのが妥当となります。 以上ご参考までに。
- Milancom
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うーん、鋭い! 確かに、両方考えられそうですね。 英文を一読して、和訳を読む前には、 「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」 という状況をイメージしましたが、ご質問を読むと、確かに、 「それはコピー機のそばにあるチョイの書類かばんじゃない?」 という状況も可能であるように思われてまいりました。 とてもおいしいお話なので、少し考えさせてください。 オフィスの就業時間も過ぎて、残業組みもそろそろ家路につく頃です。最後に電気を消そうとして、恵子さんがコピー機のそばになにやら茶色いかばんらしきものがあるのに気づきます。あら、もしかしてうっかり者のチョイさんが、またご自慢のコーチのブリーフケースを忘れて帰ったのかしら? 同僚のMegさんに、確かめます。 Isn't that Choi's briefcase by the copier? この状況であれば、「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」が自然ですね。 しかし、このオフィスでは世界中を相手に仕事をするので、夜中でも社員が来て仕事ができるようになっています。夜中にチョイさんが取りに来てはいけないからと、恵子さんはブリーフケースをそのままその場所に置いて、消灯し戸締りをして帰宅しました。家に帰ってシャワーを浴び、枝豆でビールをいっぱいやっているとセキュリティの会社から電話があり、防犯カメラに不審な物が映るのだが、戸締りをした恵子さんは何か事情を知らないかとの問い合わせでした。 Isn't that Choi's briefcase by the copier? この場面では「それはコピー機のそばにあるチョイの書類かばんじゃない?」が自然な和訳となるでしょう。 こんな具合ですかね。いかがですか? わかりにくい点などありましたら、また聞いてください。考えます!
お礼
非常に丁寧な回答ありがとうございます。さらには小説のような詳細なシチュエーションまで想定してくださって感激です! これほど豊かな詳細な場面設定はしていませんでしたが、同様のことを考えました。ありがとうございます。 ということは、文脈次第でどちらにも解釈出来るということでしょうか? Isn't that by the copier Choi's briefcase ? だと、頭でっかちな文で多少違和感を感じるのですが、 「コピー機のそばにある書類かばん、チョイのじゃない?」 と、一意の意味になるような気がするのですが、文法的には どれが正解なのでしょうか?? 重ねて質問で恐縮ですが、お分かりであればお教えください!