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ある英文(二つ)について質問です。

What surprised him was the unique shape of the statue. whatが関係代名詞の主格なのですが、文は「彼を驚かせたもの」であり「彼が驚いた」のではないのだから(意味上はそうですが)、what suprising him となぜならないのでしょうか? Just as clearly, unintelligence is not what most psychologists seem to suppose, the same thing as intelligence but not as much of it. この文なのですが構造がややこしくていまいちわかりません。訳を読めばなんとなくはわかりますが、絶対の自信を持って訳を当てはめることができないんです。 以上二点、どなかよろしくお願いします。

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  • go_urn
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回答No.3

こんにちは! 【A】What surprised him was the unique shape of the statue. (1)この文の主動詞は、was です。What surprised him が主語で、the unique shape of the statue が補語の、SVC文型ですね。ここは理解されていると思います。 さて、主語のWhat surprised him を「彼が驚いた」という意味にとられていますが、これこそ「彼を驚かせたもの」なのです。surprise という動詞は、「(物が)(人を)驚かす」という意味です。感情に関係する動詞はほとんどが、他動詞なんです。 例を挙げますと―― 1)surprise「驚かせる」;2)satisfy「満足させる」;3)disappoint「失望させる」;4)excite「興奮させる」;5)please「喜ばせる」;6)amaze「ひどく驚かせる」;7)annoy「むっとさせる」;8)bother「うるさがらせる」; 9)upset「気を悪くさせる」; 10)disturb「動揺させる」;11)astonish「仰天させる」;12)alarm「はっとさせる」;13)depress「落ち込ませる」;14)offend「~の感情を害する」; 15) embarrass「ドギマギさせる」;16)irritate「いらいらさせる」;17)shock「ショックを与える」; 18)impress「感銘を与える」; 19)fascinate「魅了する」; 20)move「感動させる」 (2)ですから、この文は、The unique shape of the statue surprised him. とも書けます。I を主語に立てると、I was surprised by (at) the unique shape of the statue. と受身になり、これで日本語の「驚いた」という意味になります。 (3)お示しの "what suprising him" は、他の回答者の方々が指摘しておられるように、名詞節を形成できません。suprisingは現在分詞(=形容詞)であって動詞ではないからです。what + 他動詞 + 目的語(例:what surprised me)か、what + S + 他動詞(例:what I bought)か、what + S + be動詞(例:what I am)がよく出る形なのです。 【B】Just as clearly, unintelligence is not what most psychologists seem to suppose, the same thing as intelligence but not as much of it. (4)Just as clearlyは副詞句で、「同様に明らかに」です。unintelligence が主語、what most psychologists seem to supposeが補語です。またwhatですね!「無知は、大半の心理学者が想定しているように見えるものではない」です。なぜseem を入れるかというと、what most psychologists suppose「無知は、大半の心理学者が想定しているものではない」 では、著者が全てを知っているように、生意気に響くからです。「無知は、大半の心理学者が想定しているものではない、という印象を持っている」と言えば、穏やかですね。 (5)the same thing as intelligence but not as much of it は、what most psychologists seem to suppose と同格です。「知性と同じ種類のものだが、分量が少ないこと」となります。 (6)以上を踏まえて直訳しますと―― 同様に明らかに、無知は、大半の心理学者が想定しているように見えるもの、すなわち、知性と同じ種類のものだが、分量が少ないこと、ではない となります。 (7)分かりやすく意訳しますと―― 同じように、大半の心理学者は、無知を、知性と同じ次元で捉え、ただ知性の分量が少ないことだというふうに考えているふしがあるが、これもそうでないことは明らかである。 となります。 以上、少しでも御参考になれば幸いです。

akatsuki11
質問者

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ありがとうございます。大変よくわかりました。またよろしくお願いします。

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その他の回答 (2)

noname#56760
noname#56760
回答No.2

日本人の感覚では「私は驚いた」という風にまるで自らその状態になったかのような表現を使います。しかし実態はどうでしょうか、「今ここで驚いてください」といわれても驚くマネは出来ても、本当に驚くことは出来ません。つまり驚くには外部からの働きが必要なわけです(驚かすという行為)。英語はこの感覚なのでsurpriseは「驚かせる」という訳がつきます。SVOの文型をとります。 What surprised him was the unique shape of the statue. さてこの文には動詞がsurprised wasの2個があります。 2個ということは、接続詞と関係詞あわせて1個要ります。    この文には関係詞whatが1個、接続詞0個があります。 よってこの文は成立します(意味は別として)。しかし What suprising him was the unique shape of the statue. では動詞がwasしかありません。動詞が1個しかないので、接続詞や関係詞はあってはなりません。そうするとwhatは関係詞ではないことになります。そうするとwhatの使い方からして文が破綻してしまいます。

akatsuki11
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  • ANASTASIAK
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回答No.1

what節の中は主語+述語でなければなりません。 なので、what suprising him という形はとりません。 Just as clearly, unintelligence is not what most psychologists seem to suppose, the same thing as intelligence but not as much of it. できるだけ直訳すると、こうなります。 まさに明らかなように、愚かさとは、多くの心理学者が考えている ようなものではない。それは知性と同じものだが、それが充分では ないのである。

akatsuki11
質問者

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